[アメリカ]一流アスリートに学ぶ、誰にでも改善できる健康に良くない事

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子供のころ、バスケットボールのスーパースターになることや体操選手になってオリンピックで金メダルを獲得すること、アメフト選手になってスーパーボールでタッチダウンパスを投げるといった夢を一度でも抱いたことがあるかもしれません。それから時間は経ち、自分が持っている運動能力は思い描いていたものとかけ離れていたことに気づきます。仕事や家族を守るという大人の世界に足を踏み入れると、そういった子供の頃に抱いていた一流アスリートになるという夢はすっかり薄れていってしまいます。

しかしながら、一流アスリートになるという夢を達成できなかったとしても、一流アスリートが実際に行っているトレーニングの一部を真似して今の人生をより良いものにすることもできるのです。つまりは、身体的に活発な状態を保って自分の身体に気をかけていれば、仕事や日々の生活でより良い成果を上げることができるのです。なぜなら、定期的に運動をすることは脳を鋭く保つのに効果的だからです。

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一流アスリートがやっていること何か到底自分にできるわけがないと嘆く前に分かってほしいのは、今から私がお伝えすることは6メートルの棒高跳びや中距離走(1.6キロ)を4分で完走する、といった類のものでは無いということです。実際、一流アスリートが行っているトレーニング方法のいくつかは、あなたの生活に加えても何ら難しいことではないことも多いのです。

例えばあなたが真似するべき一流選手の習慣の1つは、睡眠をたくさん取ることです。一流アスリートは少なくとも8時間以上の睡眠を取っていて、さらに早起きして運動を始めることが多いのです。さらには、重いダンベルを持ち上げて精力的にエクササイズを行い、フィットネスの専門家を雇って正しくエクササイズが行えている確認してもらうのです。

こういったことは、やり方・運動の激しさは一流アスリートと同じでないとしても、十分にあなたも真似できることなんです。もちろん、多くの人は一流アスリートと完璧に同じことを実践することはできないでしょう。それでも一向に構わないんです。

最近では、現代病とも言える人々の健康の悪化が問題視されています。それは一流アスリートが行っているまさに反対の'3つのこと'が起因していると言っても過言ではないのです。以下それら'3つのこと'が何であるか把握して、生活を改善していきましょう。

1.睡眠時間が不十分

仕事で良い成果を上げるため、もしくは昇進するためには睡眠時間を犠牲にしないといけないと考える人もいるでしょう。しかしそれはむしろ逆で、十分な睡眠というのは様々なパフォーマンスを向上し健康にも良いのです。7時間~8時間の睡眠というのは、心臓発作や脳卒中や癌のリスクを下げることが知られています。さらには以下の様々な健康効果もあるとされているのです。

・身体の免疫力を高める
・問題解決能力および創造性を高める
・ストレスを軽減する
・筋肉量を増やす
・食欲を正常に保つ
・精神的な健康を促進する

2.運動不足

2015年にケンブリッジ大学で行われた研究で、運動不足が死因と考えられる死者数は、肥満が死因である死亡者の数に比べて、およそ2倍近くも多いということが分かったのです。
そのため、ウォーキングをしたり、テニスをしたり、自転車に乗ったり、毎日の生活にちょっとした運動を加えて、運動不足を解消することは非常に重要なんです。1日わずか15分運動するだけで、身体的および精神的な健康に多大なる利益をもたらすことが分かっています。

3.食生活の乱れ

食生活の乱れは、短期的および長期的に考えて身体に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。
食生活の乱れとは主に次のような事柄です。

・過食
・毎日身体に良くないものを食べている
・毎日必要な健康食品を十分に摂取していない
・脂肪、塩分、糖類が多い食品を食べすぎている

食生活の乱れが健康に与える短期的な悪影響とは、ストレス・疲労・病気などがあり、長期的な悪影響としては、虫歯・高血圧・骨粗しょう症・がん といったものがあります。

カロリーの高い食品ではなくて、栄養が豊富に含まれているものを積極的に摂取していきましょう。言い換えれば、スナック菓子やハンバーガー、炭酸飲料などのジャンクフードは食べないようにして、野菜や果物をたくさん食べましょう。口にする食べ物を変えるという一見小さな変化は、時間とともにあなたの健康と身体のパフォーマンスに大きな影響を与えることでしょう。
夏が近づいていますね。夏というのは、健康的な睡眠規則を維持したり、運動をして身体を活発化させ、食生活を正すのに最適な期間なんです。

あなたもぜひ、かつて夢に思い描いていた一流アスリートと同じ生活を送りましょう!

※(グレッグ・ウェルズ博士)
身体のパフォーマンスに関連する人間の生理学において権威のある学者。
ウェルズ博士はトロント大学の運動生理学を研究している准教授で、主にエリートスポーツ選手の研究している。ウェルズ博士の最新の著書「The Ripple Effect: Eat, Sleep, Move and Think Bette ( 波及効果:食べる、寝る、動く、考えることがあなたにもたらすこと)」が絶賛発売中。との事

解説
いざ翻訳してみたら一般的な事柄ばかりでしたね。これらを簡単に実践できる方法まで掘り下げてくれれば有用だったかも。
[2017年6月5日 Daily news|Lifestyle by Dr.Greg Wells]

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via:What everyday people can learn from the habits of elite athletes/ translated by sirokuma / edited by nao

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