
休日はもっと寝たいにゃ
アリゾナ大学で行われた最近の研究によると次のようなことが分かったのです。
「休日に朝遅くまで寝ていて、その日の就寝時間が遅くなってしまうことで生じる'人工的な時差ぼけ'というのは、1週間規則正しく(休日関係なしに)決まった時間に起き、決まった時間に寝ることに比べ、結果的により疲れが溜まってしまう。」
そしてこの疲労というのは重病につながることさえあるのです。
22歳から60歳の成人男性を対象にした調査によると次のようなことが分かりました。
1時間の'人工的な時差ぼけ'を持っている男性は、1週間毎日同じ時間に起きて寝ている人に比べて、健康の悪化率(自己申告によるもの)が28%上昇し、心臓病の発生が11%上昇したのです。
研究を行ったアリゾナ大学のSierra Forbush教授(研究助手)は次のように述べています。
「睡眠時間を規則正しくすることは、睡眠時間の長さよりも重要で、より健康を維持する上で重要な役割を果たしているということを研究結果は示唆しているのです。」
実は、不規則な睡眠習慣が悪いと指摘されたのは今に始まったことではありません。過去の研究では、'人工的な時差ぼけ'というのは肥満・喫煙・飲酒・うつ病・カフェインの過剰摂取に何らかの形で関連しているということも分かっているのです。
休日は遅くまで寝ているのではなく、平日と同じ時間に起きて休日をより有意義なものにしましょう。
[2017年6月7日 Daily News|Lifestyle by Constance Gibbs]※女性ブロガーの記事もありましたが、内容が薄かったので割愛しました。
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via:Weekend lie-ins are hurting your health: study/ translated by sirokuma / edited by nao
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