情報配信日:2016年9月2日
情報信頼度:★★★★☆
[質問] 授乳時期に入っているお母さんたちにとって、授乳に影響が出ない範囲で体重を落とす最も言い方法は何ですか?
こう答えるのは、ノースカロライナ大学グリーンズボロ校の栄養学教授シェリル・ラブレディ(Cheryl Lovelady )教授だ。ラブレディ教授は、出産後、お医者さんに自分の体調のチェックをしてもらう時間をしっかりとることを奨励している。
ラブレディ教授曰く
「私からは、食事制限だけによるダイエットはおすすめできません。食事制限は中々つらいものです。しかし多少のウォーキングならそれほどつらくないでしょう。運動をしつつ、カロリーの摂取量を抑えるのが良いでしょう。そうすれば筋肉を落とさずに、体重を落とすことができます。運動は心臓血管、代謝、精神状態に良い影響を及ぼします。」
アメリカ産科婦人学会が産後の女性たちに推奨しているのは、ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動を週に150分以上行うことである。
ラブレディ教授の研究によれば、一週間に0.5~1キロの体重を落とすことは安全であるようだ。しかし急激な減量は、授乳に影響を及ぼし、母親の疲労度を高めてしまう可能性がある。疲れていないことが授乳時期の母親にとって大変重要なことである。
「赤ちゃんが十分なミルクを受け取っているのかを確認するために、母親たちは赤ちゃんの体重、使用後のおむつ、授乳時の赤ちゃんの行動の変化などに注意することが重要です。」
とアメリカ小児科学会は述べている。
1週間に0.5~1キロのダイエットをしようとしている授乳時期の母親にラブレディ教授が勧めているのは、1日のカロリー摂取量を約1800カロリーに抑えることである。
‘SuperTracker website’というサイトを使えば、授乳に必要なカロリーを考慮しながら独自のダイエットプランを作成でき、その結果からプランを再調整することもできる。

さらにラブレディ教授は、過度な炭水化物ダイエットはやめたほうがいいと母親たちに警告している。
乳糖、糖分をしっかり含んだミルクのために、食べ物の炭水化物は必要なのである。炭水化物ダイエット以外のダイエットなら大丈夫とのこと。物足りないと感じることなく、自分が満足できる食事をとって良いのだ。キッチンカウンターなどにある、ボウルに入ったフルーツやナッツのような軽食も良いかもしれない。そのような軽食は、赤ちゃんを抱いたままでも片手で食べれるからだ。
「人々は、特に赤ちゃんに授乳している母親は、ダイエットサプリに十分な注意を払ったほうがいいでしょう。」
こう述べているのは、カリフォルニア大学サンディエゴ校の薬学部教授、フィリップ・アンダーソン(Philip Anderson)教授だ。
ダイエットサプリは、成分のバランスなど考慮して作られていなく、有害な成分を含んでいる場合もあるのである。ハーブ成分の中には、ミルクの生成を妨げたり、ミルクを飲んだ赤ちゃんの健康に悪い影響を与えることさえあるのである。
「私だったらダイエットサプリはおすすめしません。」 とアンダーソン教授は述べている。
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via:Alice Callahan-Can You Safely Lose Weight While Breast-Feeding?/ translated by sirokuma / edited by nao
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