サイト統合のせいか、ドメイン移転のせいか、画像をいっぱい使っているせいか…もう原因が分からないけれど、最近500エラーが多くてサーチコンソールで観ない日がありません。多い時は1日で5件くらい出てきて、0件の時は逆に何かおかしいんじゃないか?!と思う程です。
サーバー側でおかしな所にアクセスが多いと「攻撃されてる?」なんて思うところもあったけど、近頃は皆さんエックスサーバー派ばかりでコアサーバー利用者が少ない為にネットの情報も少なく、素人レベルの自分では解決に至らず。
■飛ばしてPHP Compatibility CheckerのWarningsの件へ
これらは「自分の場合は」という事ですので、参考程度に留めて頂くか、自己責任で設定を行って下さい。
PHPのバージョンアップ
根本的な原因が分からないままでしたが、とりあえず負荷を減らして軽くすればまぁ悪い事はない という事で今度はどれだけ軽くできるかを調べたところ”PHP7”という言葉を発見。
なんじゃそりゃと思いつつ、こういったサーバー側の処理はサーバーで最新にしてくれているのだろうと一応PHPの設定を確認したら”PHP5.3″となっていました。
よくよく調べてみると、5.Xから7へ移行する事で2倍近くのスピードを叩き出せる事もあるそうな。
元から自分のサイトは重いと思っていたけど、エックスサーバーの利用者達はとっくに対応していたのだろうか…エックスもとりあえずデフォルトは7ではないようだけど、5.3ではなく5.6なのかな??
いずれにせよ、PHPのバージョンを変更すると仕様も変わり、廃れてしまった記述は対応されなくなり、何かしら不具合がでるとの事で「PHP Compatibility Checker」というプラグインでスキャンしてチェックしてみる。
ちなみに、キャッシュ系プラグインはやたらと推奨している記事も見かけるけど、自分の場合はどれも不具合が起き、それに対応させてもアップデートやそのキャッシュ系プラグインを外すとまたレイアウトが崩れたりと不具合が多発したので二度と使わないと思います。
戻せば大丈夫
知識がgoogle検索だけの素人としては、何事も石橋を叩いて渡りたい。
以前、とっても便利な置換えプラグインのSearch Regexで全記事を消失させたこともあり、サーバーやWPに関わる事は慎重に行いたい。
そんな訳で、PHPのバージョンを変更して不具合が出ても戻せば問題ないかコアサーバーのサポートに確認し、「戻せば大丈夫」との事だったのでとりあえずは安心。
PHP Compatibility Checkerでスキャン
使い方は簡単。
対応させたいPHPバージョンにチェックを入れてスキャン。

PHP Compatibility Checker
・Only scan active plugins and themes
こちらは有効化させているプラグインとテーマのみをスキャン。
・Scan all plugins and themes
こちらはインストールされている全てをスキャン。
元々余計なプラグインやテーマは入れておらず、たまに使うプラグインは基本無効化しているので、自分の場合はこちらをチェックしました。
”Only scan”が良いよって書いている方もいましたが、確かに無駄に多く入れている方はソッチの方が良いかも。たいして時間(数分)も掛からなかったので自分としては”Scan all”の方が良かったです。
先述しましたがチェック時はPHP5.3です。

PHP7のプラグイン、テンプレの対応具合

PHP7のプラグイン、テンプレの対応具合 続き
う~む…”Errors”は流石にこのままじゃ無理という事ですね。
なんとかプラグイン内部を書き換えても更新でまたやる事になるし、プラグインの子テーマを作っても結局いつかは更新しなくてはならず面倒過ぎる。
最悪プラグインを外してしまう事も可能だったのですが、デーブル系プラグインはあまり使っていないものの、並び替え機能がとても便利なので、プラグイン側がPHP7に対応してくれる事を願いますか…
プラグインのBackWPupについては後述。
しかしこの中途半端な警告”Warnings”はどうなのさ。Warningsだけだったら一応切り替えても大丈夫なのだろうか。
もしかしたら と思い5.6をスキャンしてみました。

PHP5.6のプラグイン、テンプレの対応具合

PHP5.6のプラグイン、テンプレの対応具合 続き
これならイケそうじゃない??
Warningsについては検索しても英語サイトしか出てこないから自分のサイトで試してみる事にしました。
PHP Compatibility CheckerのWarningsは大丈夫
元に戻せば大丈夫とはいえ いきなり本番は無謀なので、テンプレやプラグインなどが類似しているドメイン更新はしない予定のサイトで検証してみましたが、まったく問題なし。
しかもヌルヌルに早くなりました。
そんな訳でこちらのサイトにもPHP5.6を適用。
面倒なのでスピードは計測していませんが、体感としては2倍はさすがにないけども早くなりました。(これでも早くなったんですよ)表示時間もそうですが、ダッシュボード側の”公開”や”下書きとして保存”の読み込み時間がクッソ早くなりました。
BackWPupについてはスキャン中にまたまた500エラーが頻発したので、1回も正しくスキャンはできませんでしたが、手動でバックアップしたところ正常に動作しました。(自動バックアップについては検証する予定はありません)
Contact Form 7はモニターさん用の投稿フォームなんかも作っていますが正常。画像添付も問題なし。
3年程前に、会社にいたプログラマーの子にチェックボックスのカテゴリ複合検索を作って貰いまして、かなり廃れているだろうと一番心配していましたが、こちらも大丈夫。
その他も色々触ってみましたが今のところ不具合はなし。
沢山Warningsが出ているWordPress Popular Postsも問題なし。

茶色がWordPress Popular Posts
まとめ
このWarningsに関しては将来的に不具合を起こしたり、ログのスパム(ここら辺は良く分かりません。知っている方は是非コメント下さい)を引き起こす可能性がある。との事。
色々翻訳して調べると不安になりそうだったけど、既にバージョンアップしてしまったのでキャプチャは撮れませんが、PHP5.3の時にPHP5.3にチェックを入れてスキャンしたところ、上記の5.6とほぼ同じWarningsが出ていたので何もしなくてもそういったリスクはあったという事。(これも500エラーの一因なんですかね)
今回は同じリスクだったら早い5.6に切り替えた方が得策と判断しました。
自分程度の知識の方はこの高速化方法に気付いていない方が結構いるのではないでしょうか。もちろん自己責任ではありますが、心配であればサーバー側に問い合わせたりして行ってみる事をお勧めします。
とりあえずWarningsに関しては問題なさそう。元に戻せば問題ない事もわかったので次はPHP7にしようかと思案中です。
追記:早速PHP7へ移行しましたが、WarningsどころかERRORであっても動くものは問題なく動きました。もちろんお勧めはしませんが。

PHPバージョンアップによるスピードの変化
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