拡散、共有していただき有難うございます。
 

[実録]素人⇒霊能力者 ニセ電話占い師の始まりと終わり

情報配信日:2013年11月
※本人画像は削除しました。

ある偽霊能力者の告白

始まり

アウアーバックさんはラスベガスで勉強をしている間、電話占いの仕事を始めた。

アウアーバックさんはラスベガスで勉強をしている間、電話占いの仕事を始めた。

ラスベガスでのショーを夢見ていた、ある野心的な演劇学生がいた。彼女の名前はエリン・アウアーバックさん(以下、彼女)。
雇い人に霊能力がないということを言わずに、彼女はタロットカードを使用した電話占いの仕事を始めた。客は占い師の占いを電話で聞くためにお金を払うのだ。

しかしながら、楽で簡単にお金を稼げると思われた仕事は彼女にとって徐々に精神的な重荷となっていった。
彼女は、心の救いを求めているような孤独な人から、結果的にお金を巻き上げていたのである。

大学で演劇を勉強している間、何か仕事が欲しくてたまらなく、たまたま広告で見つけた '電話占い' に目がいった。家で働ける、勤務時間は自分で決められることに惹かれて、彼女は電話占いの仕事に連絡することを決めた。

「この仕事は本当ですか?一種のテレマーケティング(電話による商品販売方法)ではないんですか?」
とに電話をかけた。

すると優しそうな男性が、
「はい、これは全くもって本当の仕事です。」
と答えたという。

最初は時給7ドル(約700円)で始まり、受けた電話数に応じて最大15ドル(約1500円)まで時給は上がる。こうした条件を見て彼女は、電話占いの仕事を始めることを決意した。

電話占い:アウアーバックさんはタロット占いを電話で行うために雇われた。

電話占い:アウアーバックさんはタロット占いを電話で行うために雇われた。

ただ、そこのは1つある問題があったのだ。

「実は、自分が霊能力を持っているかどうか確信が持てないんです。」
彼女は仕事の研修会でこう言ったという。

しかし必要なのはプロであるという肩書きと、タロットカードの束だけだと説得され、彼女はひとまず安心した。

主な目的は、お客をできるだけ電話に繋げさせることであった。お客は1分間に5ドル(約500円)支払うのである。

そして彼女は最初のお客からの電話を取った。

占い師として電話占いへ

人生の転機:アウアーバックさんは自分の女優の夢を叶えるためにラスベガスへと移り住んだ。

人生の転機:アウアーバックさんは自分の女優の夢を叶えるためにラスベガスへと移り住んだ。

「電話占いのお客の中には、占いをあまり信じていない人もいて、私を詐欺師呼ばわりした人もいました。最初に会った不機嫌なお客は、私に対し攻撃的な態度をとってきました。」

彼女はそう言う。

男性の声が次第に怒りっぽくなっていき、彼女はマニュアルを守って、できるだけ男性を電話に繋げることに尽力した。

「タロットカードをシャッフルしています。何か質問していいですよ、タロットカードがあなたの質問を解決するでしょう。」
彼女は男性にそう話した。

「あなたは天才か。では私の妻の名前を当ててみなよ。」
男性はこう尋ねた。

彼女はこの突然な質問に対しうろたえた。というのは、平均して10分も電話を繋げられなければ、仕事をクビになると雇い人に言われていたからだ。

彼女は、とりえあず自分の能力を男性に信じ込ませるために次のように機嫌をとって占った。
「人生のパートナー、もしくは大きな仕事の業績があなたに訪れることでしょう。」

同じ仕事をしていたある演劇の友人がいた。自分の演技能力を生かして、のびのびと仕事をしているように見えた。
「彼は人々を騙すことを楽しんでいるようでした。霊能力を発揮するために子羊の血を飲んだ、などと言ってから電話占いをはじめるのです。」
彼女は言う。

その友人の男性は、全てのお客に自分が霊能力を持っていると信じ込ませることはできなかったと認めていたという。しかし、それでもお客を長時間、電話に繋げさせておく話術が彼にはあったのだ。彼女の場合、話術で電話の向こう側のお客を楽しませるというよりは、独り身で孤独な人の話し相手をするといった感じであった。

ある夜中、ジュディという名の女性が彼女に電話をかけてきた。ジュディさんの旦那さんは亡くなってしまい、子供は家を出てしまったという。

アウアーバックさんと2匹のペットの写真。表情を見るにアウアーバックさんは良い '聞き手' であることが何となくわかるような気がする

アウアーバックさんと2匹のペットの写真。表情を見るにアウアーバックさんは良い '聞き手' であることが何となくわかるような気がする

「あなたは旅に出るでしょう。そこで素晴らしい友人ができて、寂しい思いをすることがなくなるでしょう。」
彼女はジュディさんにそう占いをした。

それを聞くとジュディさんは泣き出して、占ってくれたおかげといって300ドル(約3万円)を彼女に支払ったという。

「ジュディさんみたいなお客は、占いなんて気にしていないんです。彼らは単に話し相手を求めているだけなんです。様々な悩みを抱えていて、中には泣き出してしまう人もいました。」
彼女はそう言う。

そうした人々の場合、彼女はできるだけ電話を短くして終わるように心掛け、電話の終わりには無料のヘルプラインの番号を教えてあげた。

孤独を感じて話し相手を求めている人と同じように、電話占いを利用する人の中にはストレスを発散するために、文句ばっかり言ってきて正直めんどくさい人も何人かいたという。
そういった人が「いま俺が何をしているか当ててみろ。」などと電話の向こうでぶつぶついっている間、彼女は最低ラインの10分間を確保するために、タロットカードをシャッフルしたり並べたりしていた。

それが終わると彼女は決まってこう言うのである。
「あなたが何をしているか当てれるわ。今あなたはお金を払って私に騙されているの。」

終わりの始まり

その後、彼女の電話占いの仕事は、あるアラスカの不思議な青年によって短くも終わってしまう。その青年は自分の将来を見るために彼女の助けを必要としていたのである。

18歳の青年は、大学費用を得るために軍隊に入隊したほうがいいかどうかを尋ねてきた。また自分には両親がいなくて、もともと居場所がないということも明かした。それを聞き、彼女は少しでも青年の助けになろうと決意した。

18歳の青年からの電話は、アウアーバックさんにもう電話占い師として仕事を続けることはできないということを思い至らせた。

18歳の青年からの電話は、アウアーバックさんにもう電話占い師として仕事を続けることはできないということを思い至らせた。

「胃が痛くなりました。彼は若くして両親も失い自分の居場所を早く見つけたがっている。それにも関わらず、自分には恵まれていて両親がいる。大学で勉強することもできている。自分の居場所がある。」
彼女はそう言った。

「彼の話を聞いて初めて、あぁこの仕事をやるべきではないなと思うことができたんです。占いにせよ何にせよ、他人がその人の先の人生を身勝手にアドバイスするべきではないと気づいたんです。」
青年は彼女に、タロットは自分の将来をどうすべきだと言っているかと尋ねました。

「もっと身近な親戚や、友人にアドバイスを求めた方がいいわ。」
彼女はそう答えた。

青年との出会いによって、アウアーバックさんは電話占いの仕事をやめた。
彼女はもう2度と霊能力者の仕事は行わないと誓っている。

解説
日本ではしっかり学んだ占い師の人口が多い(多すぎる?)ので、素人がウソをついて入り込む余地はないかもしれませんね。

via:Confessions of a fake psychic: Aspiring actress reveals how she played part of tarot card reader to improve her fortune | Daily Mail Online/Daily Mail Reporter/ translated by sirokuma / edited by yumiko


口コミ投稿

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)