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プエラリアを使用した豊胸サプリの現状を集計データで観る/厚生労働省より

2017年7月13日に配信された豊胸サプリ/プエラリアの厚生労働省の対応から更に9月4日に薬事・食品衛生審議会 (食品衛生分科会新開発食品調査部会新開発食品評価調査会)(長い)が行われ、後日(5日とありますが、実際は6日と認識)に薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会新開発食品評価調査会資料(長い...)が公開されました。

今後の対処については正式に発表されるかと思いますが、8月24日に議論された時点で内容はだいたい決まっているようです。
主にプエラリア製品に関する表記と管理が徹底されるのでしょう。

厚生労働省のプエラリア・豊胸サプリに関する集計

9月5日に公開された資料がかなり興味深かったので観てみましょう。皆さんも宜しければお付き合い下さい。
尚、他Q&Aページなどにも反映させています。

■資料の内訳/記事・画像出典元

・※1プエラリア・ミリフィカを含む「健康食品」を取り扱う食品等事業者に対する地方自治体の調査結果について(平成29年8月28日)(PDF:340KB)
☆統計内訳:製品数:68 製品(46 販売者、33 製造者)

・※2プエラリア・ミリフィカを含む健康食品の取扱いについて(平成29年7月13日付け薬生食基発0713第1号及び薬生食監発0713第2号)(PDF:944KB)
☆統計内訳:インターネット調査会社の登録モニターの中から、プエラリア・ミリフィカを含む健康食品の利用者 900 人を抽出し、アンケート調査を実施。その中の無効回答者150 人を除いた 750 人の統計

いずれも厚生労働省より

今回は統計・画像データ中心のものを使用しますが、他にも文字媒体の資料が複数公開されていますので、興味のあるかたはこちら(厚生労働省HP)から御確認下さい。

購入者の統計

■購入者の年齢や性別
有効回答者の性別及び年齢/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

有効回答者の性別及び年齢※2

プエラリアはアンチエイジングや更年期障害の軽減用にも販売されているので割と年配の方も多く利用しています。

何故か3割近くも男性が含まれています。アンチエイジングの為?性同一性障害の方が??
男性の体には作用がないですし、そういった男性向けの訴求で売られているサプリがあるのでしょうか。これは謎。
育毛に関する製品があったような。もしかしたらソレかもしれませんが、男性には作用しないはず。

■プエラリアサプリの摂取期間
摂取期間・期間/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

プエラリアサプリの摂取期間・期間※2

3ヶ月辺りが多いのは、各製品の定期がだいたい3ヶ月縛りなのと、当サイトも含めてとりあえずは3ヶ月くらい試してみましょう と書いている事が影響しているのでしょうか。

それ以上の長期利用者が多いのは結構驚き。とあるプエラリアサプリを代表する製品のセミナーでは、確かにバストではなくエイジングケア目的で飲んでいる方は数年~10年単位で継続している方が多いとは言っていました。

摂取頻度の画像は割愛しましたが、6割は毎日、それ以外は1日起きや1週間間隔で飲まれているようです。美容目的であれば毎日でなくとも良いし、バスト維持に関しても定期的に飲めば間隔を空けても良いそうな。

■使用目的
使用目的/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

使用目的※2

バストがメーン。他は美容や更年期が多いですね。
ダイエットに関しては、わざわざプエラリアを選ばなくとも と感じます。

不妊に関しても自分が調べた限りでは不妊への対策にはならない(不妊に対しての記述はなし)と記憶。それならば葉酸や同じ植物性エストロゲン素材のチェストベリー(ヴィテックス)が有効で試験データもあり。プエラリアには含まれていない成分が黄体ホルモンに対して高い作用を発揮します。

・目的に応じた効果の実感程度

目的に応じた効果の実感程度/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

目的に応じた効果の実感程度※2

22%が何らかの効果あり。
ただ22%×4種類のプエラリアサプリ=88%の可能性で効果があるかもしれない

という事ではなく、効果が無い方はどんなプエラリアサプリを飲んでも無理。ホルモンの受容体が関係しているようで、量や種類云々ではどうにもならないらしい。
バストクリームに関しては、非ホルモンのアディフィリンやボルフィリンがメーンで使用されているので、プエラリアがダメでも可能性はあり。但し元祖モニターのyumikoには明確な効果を確認できず。

販売元の管理や表記の集計データ

■製品仕様書の作成者
製品仕様書の作成者※1/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

製品仕様書の作成者※1

KIWAMI(極)の原材料

仕様書はパッケージ裏にある原材料等の表記。
基本的に販売者はOEMによる外部委託がほとんどなので、パッケージ等加工段階の作業は全て製造者に任せているところも多いでしょう。
プエラリアのサプリで原材料の仕入れから行っている販売元はレディーズプエラリアのピュア・メディカルしか知りません。

これがいい加減だと消費者は製品の正しい情報が得られなくなるのでより多くの情報を記載して欲しいね。
「作成なし」、「回答なし」 って販売者として如何なものだろう。

■製造原料に用いたプエラリア・ミリフィカの形態
製造原料に用いたプエラリア・ミリフィカの形態/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

製造原料に用いたプエラリア・ミリフィカの形態※1

粉末は定番ですね。そのまま固めたものや、コーン由来のカプセルでところん無添加&植物性をプッシュしている製品もあり。

ドリンクの製品(お茶とは別で)は極めて少なく、日本製ではオリヒロさんのものしか知りません。他海外でKinohimitsuという和風のプエラリアドリンクが販売されていますが、極めて怪しく翻訳してみたらほぼネタ状態。

■製品の販売開始時期
製品の販売開始時期/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

製品の販売開始時期※1

2012年辺りから増えだしています。これは自分がサイトを立ち上げた時期と同じ(旧サイト/xn--u9jtff1esaj8d8a8dyd.biz から)です。
10年近く(以上)前に発売された製品も未だに販売されています。割と有名なグラマーシリーズなんかが該当しますが原材料は流石にジャムウガリアンなど古臭く、リニューアルした別商品も販売。
旧グラマーについては以前、プエラリア含有量を問合わせましたが未回答...これは今後どうなるのでしょうかね。

全部で44製品になっていますが、楽天などで販売されている2,980円のよくある製品を入れると倍近くになると思います。

■プエラリア・ミリフィカの活性成分の性質の把握
プエラリア・ミリフィカの活性成分の性質の把握

プエラリア・ミリフィカの活性成分の性質の把握※1

これは必須でしょう。
植物性エストロゲンについてはある程度知っておかなければなりませんね。

先述した通り、OEMが中心なので誰でも条件を満たせば作れてしまいます。こういった知識に関しては我々よりも乏しい可能性アリ。問合せた時の返信文面で結構分かります。ただ、自分が知る限りではピュア・メディカルの会長さんの知識は凄いです。

男性が個人でプエラリアサプリを販売しだしても実際どうかなんで分かりませんよね。植物性エストロゲンはほぼ男性には効果が無いので当然ですし、自分も生理不順などの作用も口コミでは知っていましたが、実際女性のモニターさんに飲んでもらうまでは半信半疑でした。

■消費者に対する情報提供
消費者に対する情報提供/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

消費者に対する情報提供※1

これは100%であるべき。しかし実施していない製品はまだ確認した事がないのでどの製品か気になるところ。

・実施していると回答された 65 製品の情報提供の内容

消費者に対する情報提供の内容/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

消費者に対する情報提供の内容※1

そして掲載しているその内容。

プエラリアサプリではあるものの、女性ホルモンに作用する製品なので個人的には「薬」や「生薬」として認識しています。何かしら効果があり、副作用の可能性もある。
特に論文・文献にも記述されている妊娠中・授乳中、ピル服用に関しては100%明記して欲しいと感じます。

サイト内の製品ページでは必ずそういった注意内容のリンクを貼って、特にアクセスが多いページには別途記載しているのですが....販売元は尚更徹底しなければ。

■一日あたりの製品摂取目安量中におけるプエラリア・ミリフィカの摂取量
一日あたりの製品摂取目安量中におけるプエラリア・ミリフィカの摂取量

一日あたりの製品摂取目安量中におけるプエラリア・ミリフィカの摂取量※1

これはちょっと驚き。50mg以下が多い。
平均 比較項目 2016年8月更新
平均値 (価格は税8%込)
単品価格
8,488円
 1日分 単品価格
296円
定期次月以降の価格
6,751円
 1日分 定期次月以降の価格
203円
定期初月の価格
3,478円
定期最低回数(定期なしは含まず)
3ヶ月
プエラリア1日分含有量(プエラリア未配合は含まず)
238mg
 単品価格/プエラリア100mg当り
175円
 定期価格/プエラリア100mg当り
124円
自分が公表されている製品と独自に問い合わせて集計した結果の平均は200mg以上。
もちろん今回の68製品を網羅してはいないので一致することはないだろうけど、それでもかけ離れた数値ですね。

自分が問い合わせて非回答だった製品が極端に少ない含有量だったか、偽って表記していた(直近の販売終了製品は怪しいね)可能性も考えられます。
「不明」6件とか酷過ぎる。

・一日あたりの製品摂取目安量中におけるプエラリア・ミリフィカの摂取量の設定根拠

一日あたりの製品摂取目安量中におけるプエラリア・ミリフィカの摂取量の設定根拠

一日あたりの製品摂取目安量中におけるプエラリア・ミリフィカの摂取量の設定根拠※1

論文や文献の根拠に関しては更年期に対する試験で投与された1日50~100mgを根拠にしていると思われ、前項の50以下~100mgの設定が多いのも納得。

次いで多いのが「食経験、他製品を参考に設定」
これは当サイトも同じ。特に食経験からいうと500mgとかはヤバすぎる量だと言ってました。

1日摂取量に関しては特に表記していれば問題ないと感じます。問題があるならばそれは国がちゃんと設定しなくてはなりませんね。

■適正製造規範(GMP)の遵守状況
適正製造規範(GMP)の遵守状況/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

適正製造規範(GMP)の遵守状況※1

これはプエラリア製品に限らず他のサプリに関しても同様。表記の問題に次いでGMPに関しても議題にあがっていたようですが、元々は健康被害による報告が発端で始まった調査で、これも大切な事であるけれど直接は関係ない気も。

プエラリアサプリ製造を委託できる有名な会社はGMP取得工場です。公式サイトを持つ製品は必ずと言って良いほど「GMP基準に基づいた品質管理で...」とアピールしているので、公式サイトを持たないどこの通販でも売っている野良サプリ(?)が該当しているの かも。
ただそういった商品もよく調べてみると公式サイトを持ち、OEMを各社から引き受けてGMP取得工場 と案外しっかりした製品だった事もあるので一概には決めつけられません。

健康被害の集計データ

■健康被害事例
健康被害として申告された症状の内容/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

健康被害として申告された症状の内容※1

・申告された体調不良の内容 (複数回答)

申告された体調不良の内容 (複数回答)/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

申告された体調不良の内容 (複数回答)※2

上は販売元に寄せられた内容で、下は消費者へアンケートをとったもの。この差はプエラリアに限られた原因ではない悪心、腹痛、発疹も含まれ重篤な症状でもなかったのでアンケートの際に「そういえばこんな事もあった」という程度の感じかもしれません。アレルギーに関してはプエラリアだとすれば「クズ」のアレルギーかと思いますが、ヤム(芋)やら大豆やら植物性エストロゲン素材を混ぜた製品が多いので、他素材が原因の可能性もあり。

問題なのは不正出血や生理不順などの女性特有の症状が問題。これはプエラリアによる影響は間違いないでしょう。
この点はやはり注意書きが必要で、理解した上で飲み、不調を感じたら止める。基本的には止める事で症状は改善します。改善しなければ他の要因も考えつつお医者様へ。

PMSの対策にも利用されますが、時には逆の効果もある諸刃の剣になる可能性がある事も覚えておいた方が良いです。

・割合

体調不良の申告の割合/プエラリア・豊胸サプリの厚生労働省データ

体調不良の申告の割合※2

体調不良を感じた方は11%。
複数回答なのでプエラリアの合わない方が複数製品を購入して複数の体調不良を連投している可能性もあり?人数の割合としてはもっと少ないかもしれません。

まとめ

今回は個人で収集不可能かつ有意義な情報が多数公開されました。

販売終了や停止が相次いでいますので、販売元への周知・対応は着々と行われている模様。

しかし消費者の認知に関してはまだまだで、サイトのかしこにしつこいくらい注意のリンクを貼っていますが、検索エンジンの利用者が減っているようなのでニュース等でもっと発信する必要がありそうです。


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