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ダイエットにはギムネマ茶?ギムネマとは。効果・効能とは

健美くわ茶の茶葉

ギムネマとは

ギムネマとは、インド、アフリカ原産のガガイモ科の多年草(低木)で、正式名はギムネマシルベスタと呼ばれます。南インド、東南アジア、中国南部などの熱帯雨林に生息しています。

生薬としての歴史は深く、インド伝統医療学のアーユルヴェーダでは2000年以上前から糖尿病や、関節痛、肥満治療に用いられてきました。甘いものを食べたくなる衝動を抑えたり、食後の糖の吸収を抑えて血糖値を通常に戻すといった効果があり、オーストラリア、ベトナムなどといった多くの国で治療薬として知られています。

ギムネマの主な効果

主に葉から抽出した成分である、ギムネマ酸が効果・効能を及ぼすとされています。
以下の他に、便秘解消虫歯を抑制する効果も報告されているようです。

食欲抑制

ギムネマには配糖体やアントロキノンといった化合物が多く含まれてます。ギムネマの主要活性成分はギムネマ酸と呼ばれるもので、葉および根の中に含まれています。そのギムネマ酸が甘いものを食べたくなる衝動を抑えてくれるのです。

「ギムネマには食欲を抑制する効果がある。」これは'Physiology & Behavior'という情報サイト/書籍(論文や研究内容が掲載されているサイト)で掲載されているもので、研究者たちが行なった実験を基に実際に結論付けられていることです。食後1時間前にギムネマを摂取した人々は摂取していない人々と比べて、食事の量が減っているということが実験によって明らかになったのです。

糖の吸収を抑える

食べ物を体内で消化している間、ギムネマ酸は糖をブロックするという役割を果たします。韓国で行なわれたマウスを使った実験で、ギムネマの成分を投与されたマウスは、投与されていないマウスと比べて、食後の糖の吸収が少ないということが分かっています。

ギムネマ酸は、グルコース(ぶどう糖)と非常に似た構造を持っており、腸の中でグルコースと似たような働きをします。ギムネマ酸が腸の受容体に捕られられると、本来余ったクルコースは、中性脂肪として脂肪細胞に蓄えられますが、ギムネマ酸が入った分、本来のグルコースを効果的に締め出します。

これによって体が糖を吸収するのを防ぐのです。

糖の吸収を抑えることには2つの利点があります。1つは血糖値抑えるということ。2つめは後に脂肪として貯蔵される糖の量を減らすことで、ダイエット効果があるということです。

 ■ダイエット効果
2012年にインドにあるSri Venkateswara大学生物学部は、ギムネマにはダイエット効果があると結論付けました。

8週間にわたって、大学研究者は肥満マウスにギムネマの抽出成分を投与しました。高カロリーの食料を与えることでマウスを肥満にし、実験の間も同様の高カロリー食料を与えました。
すると、ギムネムを投与し続けた8週間後にマウスの体重が減り、食事量も同様に減っていたということが分かったのです。さらに同時に、悪玉コレステロール値も同時に下がっていたことが分かったのです。

また、他のハーブと合わせた臨床試験でも体重の減少がみられました。

糖尿病治療

ギムネマは古くから糖尿病治療として使われています。ギムネマには、血糖値を正常に戻し、インスリンの生産を促す効果があるためです。

インドにあるマドラス大学の基礎医学研究所の研究によって、ギムネマを摂取することでインスリン値が上がることが分かりました。インスリンは膵臓(すいぞう)で生産されますが、このインスリン値が増えることによって膵臓細胞が新しく作り直されるのです。

2009年にはインドのタミル・ナードゥ州にあるHoly Cross College(ホーリークロス大学)が発行した'Phytomedicine'(植物医学)という雑誌で、マウスを使った実験で、ギムネムの葉は血液中の血糖値と糖質レベルを下げるということが分かりました。

2012年にロンドン大学キングスカレッジで行なわれた研究で、ギムネマがマウスとヒトの体内でインスリンの分泌を促進させるということが分かりました。

さらに「インスリン非依存性糖尿病患者に対する、ギムネマ葉の抽出成分の抗糖尿病薬としての効果」という題名の論文によると、2型糖尿病患者を対象にした実験で次のようなことが分かりました。

同じ糖尿病薬を服用している22人の2型糖尿病患者を実験対象にし、それぞれの患者に毎日400mg(エキス薬)のギムネマを摂取させた結果、なんと22人中16人は糖尿病薬の量を減らせるまでに回復し、5人は糖尿病薬の服用をやめるまでに回復しました。

解説
動物実験はかなり行われているようですが、ヒトに対する試験は、まだまだ少ないので、これから新たな効果が発見されるかもしれませんね。

ギムネマ茶の有効性

ギムネマ茶の特徴は、主成分であるギムネマ酸には糖分吸収抑制作用があり、小腸でブドウ糖が吸収されるのを阻害していきます。
そのために、ダイエットでも特に糖質制限をしたい人に向いています。ギムネマ酸の持つ甘味抑制作用もダイエットにはとても有効になります。

このギムネマ茶は面白い事に、この作用を利用すると摂取後1~2分で甘味を感じなくなるのです。
そのために、女性が大好きな甘いお菓子などを食べても甘さを感じることができません。甘くないとお菓子はおいしくありませんよね。
これはギムネマ酸が味覚の甘味受容体へ甘みの成分が触れるのをブロックしている為と言われています。

この感覚は摂取してから一時間ほどで元に戻ります。

注意したいのがこのギムネマ茶には鉄分の吸収を抑制するという副作用があります。
そのために、このギムネマ茶を服用している期間は普段以上に鉄分を摂るように意識をもつことが大事です。

飲むタイミングは、血糖値の上昇を防ぐことを目的とするなら、食事と同時に摂ることです。また、食後30分以内に飲んでも効果は変わりません。ダイエットが目的の場合は食前に飲むと満腹感を得ることができます。

このように、ギムネマ茶はダイエット以外にも血糖値の上昇を抑え血中の総コレステロールを低下させる効果も期待できます。生活習慣病の予防にも効果が期待できるのが特徴です。

ギムネマ抑糖茶の茶葉

ギムネマ抑糖茶の茶葉

決して美味しいとはいえないギムネマ茶。

しかしながら、健康効果を考えると苦くて飲みづらい方が効果がある気がしてきます。

ダイエットや血糖値にはギムネマ。抑糖茶を飲んでみる

ギムネマの安全性

現在、ギムネマと他のサプリメントとの相互作用は判明していません。

ギムネマは完全な糖尿病薬の代わりとなるものではありません。ギムネマによって血糖値は下がり、それが糖尿病には良いことであることなのは間違いありません。

妊娠期・授乳期・これから妊娠を計画している女性はギムネマを摂取してはいけません。また何か外科手術を行なう予定がある方は、手術前最低2週間はギムネマの摂取をやめましょう。

ギムネマは食後の糖の吸収を抑えたり、ダイエット効果があるというのは上記の通りですが、ギムネマの摂取と平行して、バランスの良い食事や多少の運動を心がけることによって、最大限ギムネムの効果を得ることができるでしょう。

副作用

副作用と言うほどではありませんが、甘いものを味わう味覚能力が一時的に奪われ、お腹の張りやおならなどの症状が出る場合があります。

あるインドの医療雑誌によると、ギムネムは血糖値を下げるので、それによって収縮期血圧(最高血圧とも呼ばれる)を上昇させてしまう可能性があるということです。

過剰摂取しなければ問題ありませんが、低血糖になる恐れもあります。
また、以下の糖尿病治療薬との併用は同じく低血糖になる恐れがありますので、ギムネマを治療方法として取り入れる場合は医師に確認してください。

グリメピリド、グリブリド、インスリン、ピオグリタゾン、ロシグリタゾン、クロルプロパミド、クリピザイド、トルブタミド など

摂取目安量

食前に飲むのが効果的で、20ヶ月までの継続使用であれば安全とされています。

・ギムネマの抽出成分:1日400mg以下
総ギムネマ酸として30~200mg(日本健康・栄養食品協会より)

・ギムネマの葉:1日2g以下
(葉を粉末にしたサプリメントなど)

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(参考:サプリメント事典2008年版-日経ヘルス/サプリメント事典第3版-平凡社-蒲原聖可 著/ナチュラルメディシン・データベース/Is Gymnema the Future of Diabetes Treatment?-Rene Goldman and Ana Gotter)/ translated by sirokuma / edited by nao



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