タルク

タルクを配合したベビーパウダーハーブ・成分解説/記事
タルクを配合したベビーパウダー

タルクの原料

タルクを配合したベビーパウダー

タルクを配合したベビーパウダー

photo by Austin Kirk

タルク=滑石。化粧品原料のタルクの原料は、滑石を微粉にしたもので、種原料は「含水ケイ酸マグネシウム」です。原石は軟らかい結晶性鉱物で、粉末でなく原石もなめらかな感触があります。

製造方法は原石の検査を経たのち、水洗→選鉱→乾燥→粗粉砕→微粉砕→製品 となります。

産地は東・西アメリカ地方、イタリア、フランス、中国東北や南部、オーストラリア、インド、朝鮮半島など。この産地や粉体の大きさによって同じタルクでも特徴が出るようになります。

良質なものは白色、不純なものには灰色や淡緑色が入り、日本は鉄などの不純物が入るので、質の高い中国、韓国、オーストラリアが主流。

特徴

タルクの簡易構造式

タルクの簡易構造式

性状

・白色粉末状

・顔料のため水や油に溶けない粉体状の色材。そしてその中でも有機物を含まないものがこの無機顔料です。

・平均10ミクロンの粒子径。滑らかで付着性に優れる半面、被覆力と吸湿力は弱い。
マイカやセリサイトと違い、光沢はなく白色度が高い(不透明)

効果・用途

■体質顔料/無機顔料/滑沢剤/着色剤/皮膚保護剤/(研磨・スクラブ剤(出典:cosmetic-info.jp) など

主にファンデ、アイシャドウ、ベビーパウダー(基本安全という事)に利用されています。
パール光沢のあるマイカなどと違い、酸化チタンなどのツヤを消す効果もあります。

・鉱物を粉体にしたものが使われていましたが、現在では合成的に作られたものが多くあります。主に耐光性(屋外でも変色や劣化が起こりにくい)成分で、メーク製品に必須の着色料です。

これらの成分は光を通さない作用もあり、紫外線防止剤としても配合されています。(SPF、PAの記載が無い場合でも少なからず効果があります。)

安全性

新化粧品ハンドブックによると、皮膚刺激性、感作性(アレルギー)、急性毒性、そして少量の経口摂取なら無害。

亜急性毒性(長期・反復使用)に対しても安全とありますが、この場合は肺に影響を与え、タルク肺(胸膜癒着)を生じる事があるとも言われています。

なお、2016年に公開された厚生労働省の情報の一部には「タルクは現在の使⽤⽅法、安全のアセスメントに記載された濃度においては安全である」という出典もあり、

”結果的に産地の精製工程によって評価が変わる。”

”アスベストを含まないタルクに関しては、現在の全ての使用方法において発がん性のみならずあらゆる有害性との因果関係を証明する事例はない”

等、議論されています。

解説
まあ気になる方は一読を。
« 成分解説一覧へ

口コミ

タイトルとURLをコピーしました