フィトステロールの原料

ダイズ/フィトステロールの原料となる人参や大豆

”ダイズ”の場合は大豆原料ですが、”フィト”の場合は フィト=植物 ですので、その他の人参なども含まれている模様。
ただ、どの表記でも問題ないので、由来が違うだけで中身は一緒。
ただ、どの表記でも問題ないので、由来が違うだけで中身は一緒。
フィトケミカル=ファイトケミカル とも呼ばれ、サプリメントでも健康成分として有名ですね。
特徴
この○○ステロールは、単一の化合物ではありません。
主成分はβ-シトステロール(融点:140℃)で、次いでスチグマステロール(融点:170℃)とカンペスステロール(融点:157℃)の2:1:1から成る混合物です。
性状
・白色結晶の粉末
・においはほぼなし。
・水には溶けず、エタノールに難溶、クロロホルム・エーテルにはよく溶けます。

各ステロール類の簡易構造式

参考/コレステロールの簡易構造式
コレステロールと化学構造が似ている通り、性質も似ています。
コレステロールが動物性なので、植物性のダイズ/フィトステロールが代替として利用されるようになってきています。
効果・用途
コレステロール と同じく、皮膚吸収性の良さからエモリエント効果、皮膚保護(乾燥防止)他、洗浄成分の泡立ち安定や、その刺激の緩和、成分の沈殿防止、高粘度の特性を利用したヘアケアやメーク製品など用途は様々です。
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