■プロピレングリコール/新名称:PG
PGの原料
PGの原料は、酸化プロピレン。これに酸触媒下で水を加えて精密蒸留した多価アルコールです。
特徴

PGの簡易構造式
性状
・無色透明の液体
・水とアルコールに溶けやすい性質
・融点:-159.5℃/沸点:188.2℃
・無臭でグリセリンににた性状ですが、粘度はそれよりも低く、さっぱりで使用感に優れています。
そして静菌作用も兼ねていますが、吸湿性(保湿)はグリセリンよりも劣ります。
効果・用途
■保湿剤/溶剤/減粘剤/静菌作用 など
主に保湿剤として使われ、各成分を溶かしこむ溶剤補助(植物油脂を出発原料)としても活用。他、滑りをよくする柔軟剤や防腐効果(グラム陰性菌の抗菌)も兼ねています。
なお、DPG(ジプロピレングリコール)よりは肌への刺激が強め(危険という訳ではありません)。
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