パラフィン

原油から度重なる精製を経て得られるのがパラフィンハーブ・成分解説/記事
原油から度重なる精製を経て得られるのがパラフィン

■パラフィン/固形パラフィン/パラフィンロウ

パラフィンの原料

原油から度重なる精製を経て得られるのがパラフィン

原油から度重なる精製を経て得られるのがパラフィン

photo by mark2112

パラフィンの原料は、石油の原油。
原油を蒸留し、残った部分を更に水蒸気や減圧蒸留し得られた粗ロウをまた更に冷却、濾過(こす)し固形分を分離、そこから油分を取り除き精製されたものがパラフィンとなります。

特徴

性状

・無色~白色透明、無臭、不活性のため酸化・腐敗しない。

・ロウ固体で、融点は50~70℃
化粧品用語辞典によると、冬場は硬過ぎてしまう、夏場は溶けやすい製品になってしまう事があるので、注意が必要との事。これは保存方法うんぬんではなく、製品開発時点でのお話のようです。

・表面はグリスのような油性感があります。破断面は結晶の形がはっきり見える。

■組成

・C16~C40のノルマルパラフィン混合物

・2~3%のイソパラフィン、ナフテンを含有しています。

解説
なお、「流動パラフィン」は、原油からパラフィンを除去&精製したもので、今は「ミネラルオイル」として表記されています。

効果・用途

香料/閉塞剤/非水系増粘剤 (引用:cosmetic-info.jp)

固さ調整でクリームなどに、リップなど固形製品が主流です。

解説
実際の用途は限られているので、他は引用させて頂きました。が、香料としては無臭なので、パラフィン単体で使われる事はないのかな?と思います。
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