オウバクエキスとは

キハダ樹皮
オウバクエキスとは、ミカン科のキハダや他同属植物の樹皮から周皮を除いた部分からエキスを抽出したものです。
漢方薬の1つでもあり、肺炎や結核、細菌性赤痢、髄膜炎の他、打ち身やねん挫の生薬として古来から利用されてきました。
現在でも下痢や腹痛、胃炎などの治療に使われています。
■キハダ樹皮エキスとの違い
・オウバクは
本品は、キハダPhellodendron amurense又はその他同属植物(Rutaceae)の周皮を除いた樹皮のエキスである。
・キハダは
本品は、キハダ Phellodendron amurense の樹皮のエキスである。
(出典:粧工連より)
と、「他同属植物」を含む、「周皮を除く」か否かの違いで、主成分の含有量に違いはありそうですが、明確な効果や用途に違いはないと判断し、キハダと同じ内容を掲載しています。
違いが確認できた場合は更新して訂正します。
■主成分
ベルベリンなどのアルカロイド類 ステロイド類 フラボノイド など
■用途や効果
消炎 創傷治療促進 抗菌 保湿 収れん 紫外線吸収
黄~褐色の液体で、特有のにおい有。ヘアケアやバス製品、洗浄液にも配合されています。
■使用部位
周皮を除いた樹皮
■抽出溶媒(同時配合の可能性があるのも)
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