コメ胚芽油とは
コメ胚芽油とは、イネの胚芽から得られるコメヌカを原料とした脂肪油(油脂)です。
オリザオイルと称されることもありますが、表記としてはコメ胚芽油です。
性状
コメヌカ油と同じく淡黄色の油状液体ですが、こちらは粘性です。
また同じく、トコフェロール(ビタミンE)やオリザノールの影響で空気や熱に対して安定する傾向にあり。
構成する成分
オリザノール(γ-オリザノールと表記される場合も)やビタミンA・Eを含んでいます。
用途・効果
保湿や柔軟の他、肌機能活性化の効果もあり、ヘアケアでは消炎・血行促進、メークでは日焼防止に使われます。
なお、紫外線防止効果はオリザノールによるものです。
アトピーとの関連性
保湿剤として多用されているので、アトピー性皮膚炎に使用する外用剤に、γ-オリザノールやコメ胚芽油がワセリンなどと同じく軟膏の成分として登場しますが、入浴剤として配合されている場合のコメ胚芽油に関しては、使用後火照り感を生じる場合には痒みが増強することがあるので避ける
と、厚生労働省から配信されています。
保湿効果が期待される入浴剤として、ニンニクB1エキス、米醗酵エキス、コレステリルイソステアレート、コメ胚芽油などが使用されているが、使用後火照り感を生じる場合には痒みが増強することがあるので避ける。(出典:厚生労働省/第2章-アトピー性皮膚炎より)

「とりあえず何かで保湿すればいいや」 という訳にはいかないようですね。
米醗酵エキスは日本酒という認識です。なのでアトピーの方は、日本酒風呂なんて絶対やっちゃダメ!
米醗酵エキスは日本酒という認識です。なのでアトピーの方は、日本酒風呂なんて絶対やっちゃダメ!

自サイトでのお話ですが、コメヌカ油よりも多種の製品に利用されています。
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