マカデミア種子油

マカデミアナッツハーブ・成分解説/記事
マカデミアナッツ
マカデミアナッツ

1房に20個近く実をつけるマカデミアナッツ

・旧名称:マカデミアナッツ油

表記的にはマカデミアですが、マカダミアと言われる事も。

マカデミア種子油とは

マカデミア種子油とは、オーストラリア原産の常緑の中高木であるマカデミアの果実(種子)から搾取して脂肪酸を分離した後の液体油(油脂)です。

現在の生産国としては、オーストラリアの他、ハワイ、ケニア、アメリカ西海岸など。

性状

無色~淡黄色で、透明な油性液体。

成分構成

脂肪酸組成は以下。

パルミトレイン酸25%
オレイン酸55%
リノール酸2%
ゴンドイン酸2%
ミリスチン酸1%
パルミチン酸7%
ステアリン酸3%
アラキン酸2%
ベヘン酸1%
各パーセントは「約」
(出典:新化粧品ハンドブックより)
■コメヌカ油と比較
パルミトレイン酸0.1%
オレイン酸41.4%
リノール酸37.5%
リノレン酸1.6%
ミリスチン酸0.3%
パルミチン酸16.2%
ステアリン酸1.8%
各パーセントは「約」
(出典:新化粧品ハンドブックより)
コメヌカ油と比べると、リノール酸が少ない代わりに、パルミトイン酸やオレイン酸が突出して多く含まれています。よって、パルミトイン酸とオレイン酸のグリセリド(この油脂の主成分)となります。

特徴

このパルミトイン酸が多いという事は、植物油脂には珍しく、感触に優れており、パルミトイン酸は加齢とともに減少する傾向にあるため、皮膚の老化との関係性も示唆されています。

天然油脂の中でもリノレン酸を含有していないため、酸化安定するこれまた珍しい油です。

また、パルミトイン酸とオレイン酸のグリセリドは新化粧品ハンドブックによると、皮脂に非常に類似しており、皮膚になじみやすい油とあります。

効果・用途

■エモリエント/ツヤ出し/感触調整 など

皮脂と良く似た構造なので、肌へよく馴染み、伸びや艶を与え、様々なコスメに利用されています。
長期保存しても匂いや使用感が変化しずらいため、ハンドクリームなどにも。

解説
パルミトイン酸は非常に有用な成分として注目され、脳卒中の防止の報告もあります(出典:伊藤正次/フレグランスジャーナル,17(12),23(1989))
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解説
2018年時点では、「マカデミアナッツ油」と表記されている製品が多いですが、これから徐々に新名称の「マカデミア種子油」へ切り替わって行く感じですかね。

 

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