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メドウフォーム油

メドウフォーム油の原料となるリムナンテス科

メドウフォーム油の原料となるリムナンテス科

メドウフォーム油の原料

メドウフォームと聞くと、聞き慣れない名前なので化学的な油を想像するかもしれませんが
メドウフォーム油とは、フクロウ目リムテナンス科、2年草のメドウフォーム(メドウフーム/Limnanthes alba)の種子から抽出される脂肪油(油脂)です。

自生地域は北カルフォルニア・南オレゴン・コロンビアなどとなりますが、化粧品に使用するメドウフォーム油の為に栽培されるほどコスメではポピュラーな植物油です。

自生もそうですが、栽培も南オレゴンにて商業開発用の実験農場が1980年に始まったとの事※1

解説
種子中に20~30%の油が入っているとのことですので、他の植物油に比べると、多めに抽出できる感じ。
何十粒絞ってやっと一滴というものありますし。

で、この残ったクズは飼料として活用されているようです。※1

特徴

性状

・無色~淡黄色/透明な油状液体です。

・粘度高め(精製オリブ油/オリーブ油より高い)、厚みあり、コシもあり と、要は硬めの油なんですね。

・皮膚刺激なし、眼刺激ほぼなし。厚生労働省でも、特に危険性やトラブルに関する情報はありません。(2018年12月22日時点)

成分

構成脂肪酸の含有量

オレイン酸2%
イコサン酸2%
イコセン酸66%
ドコセン酸20%
ドコサジエン酸10%
各パーセントは「約」
(出典:新化粧品ハンドブックより)
パルミトレイン酸25%
オレイン酸55%
リノール酸2%
ゴンドイン酸2%
ミリスチン酸1%
パルミチン酸7%
ステアリン酸3%
アラキン酸2%
ベヘン酸1%
各パーセントは「約」
(出典:新化粧品ハンドブックより)
この他、シア脂やコメヌカ油と比較してもパルミトレイン酸や、ミリスチン酸などの高級脂肪酸が無く、全くの別ものですが、反対に菜種油とは似ています。

他にもリノール酸やリノレン酸など高度不飽和脂肪酸が含まれないため、酸化安定(大豆油の20倍※1)、加熱に優れています。

主成分はイコセン・ドコセン・ドコサジエン酸で、不飽和脂肪酸が95%(98%以上という研究も有)以上含有。
この3つのトリグリセリドとなります。(トリ=3/グリセリド=主成分のような例え)

効果

エモリエント性が高く、肌の柔軟や水分の蒸発を防ぐ効果に優れ、塗ると伸びがよく、なめらか・しっとりなコクのある触感。
一部書籍では「さっぱり」とも記述あり。

メイクでは油やワックスと相性がよいため、リップや口紅に配合すると付着性が向上。
また、アーモンド油やルリジサ油(ハーブオイル)、月見草油など他のオイルと混ぜると、他のオイルの安定性も向上させる事ができます。

解説
実際使ってみても、他にも油性成分が入っているので、感触は断定できず。ただ、不快感を与えるような感じではありませんね。

用途

エモリエント剤/閉塞剤 など

クリーム、乳液、ヘアケアやメイク、日焼止め、マッサージオイルなど幅広い製品に使われています。

一般製品では洗剤などにも。

■メドウフォーム油を使ったコスメ

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※1(出典:AgMRC)

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