乳酸の原料
乳酸は腐敗乳中に含まれている酸なので、人間界、動植物界に幅広く存在しています。
化粧品の原料としては、デンプンの発酵、アセトアルデヒドに青酸を作用させる合成法が用いられています。
特徴

乳酸の簡易構造式
性状
・無色~淡黄色の粘性液体
・融点:16.8℃
・沸点:122℃/15mmHg
・わずかに特有のにおいがする場合あり。
効果・用途
角質層中のセラミド量を増加、落屑(頭皮でいえばフケのようなもの)速度を促進してターンオーバーを速めますが、配合量によって作用が異なります。
少ない場合はエモリエント効果、多く配合するとピーリングや毛穴ケア(収れん)向けとなります。
希釈液は殺菌作用も持ち合わせています。

成分表記内で上部の場合はだいたいピーリング製品。下部(1%以下)の場合は、エモリエントや調整剤。一応保湿剤としても使われているようですが、今までレビューした製品を観ると、余り見かけません。
なお、乳酸Naも保湿剤ですが、こちらは剥離剤メインなので刺激が高い(作用が違う)です。
なお、乳酸Naも保湿剤ですが、こちらは剥離剤メインなので刺激が高い(作用が違う)です。
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(検索の仕様上、乳酸ナトリウムや乳酸菌なども含まれています。ゴメンなさいm(__)m)
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