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ホホバ種子油

ホホバの樹

ホホバの樹

photo by Leslie Seaton

■旧名称:ホホバ油

ホホバオイルと呼ばれるのが一般的ですが、「ホホバ=jojoba」であり、そのままジョジョバと書かれる事もあります。

ホホバ種子油の原料

ホホバオイル種子油の原料は、ホホバの樹に成る種子から得られる油(ロウ)です。

カルフォルニアやメキシコ北西部地方など乾燥地帯に自生する雌雄異株の灌木。
樹齢は200年以上になるものもあり、樹高もヒトの伸長程度かそれ以下ですが、3メートル以上になるものも存在します。

解説
雌雄異株とは、オスとメスが存在する木の事なので、メスしか実をつけません。
日本でいうとイチョウの木が有名ですね。

この種子をn-ヘキサン(ノルマルヘキサン)などの有機溶媒(溶媒=溶かし込む溶剤)を使い、抽出・搾取して得られるのがホホバ種子油となります。
化粧品では更に脱臭・脱色し匂いの少ない、無色透明な油まで精製する場合が多いようです。

特徴

無印良品のホホバオイル

無印良品のホホバオイル

photo by Kazuhiro Keino

性状

・不飽和高級脂肪酸と不飽和高級アルコールのエステル混合物
(ロウは総じてこの2つが主成分)

・無色~黄色の透明な液体。無臭ですが、わずかに匂いがある場合もあり。

・天然ロウの中でも植物由来に該当。

・ロウとはいえ液体ですが、約7度以下で固化(品質には問題なし)。

・ロウはアクネ菌のエサにはならないため肌につけてもニキビの原因にはならない(なりにくい)とされています。
油脂であるオリーブオイルと比較して酸化しにくいため劣化もしにくくなっている成分です。

なお、異性化ホホバ油(ホホバ脂)はより酸化しにくく、安定しています。

★オレンジラフィー油と化学構造が類似しています。

・魚類など動物性と比べて匂いが少ない事はもちろん、とても耐熱性に優れ、285℃までの繰り返しの加熱、370℃×4日間の加熱でもほとんど変化しない(出典:T.K.Miwa:cosmetisc&Perfumery,88(1),39(1973))とされています。

効果

サラっとした感触で、皮膚への浸透性・保湿効果が高く、皮膚に油分を補う事で水分の蒸発を防ぎ、肌荒れを防止します。

ニキビ治療やフケ防止の効果もアリ。

解説
皮脂腺からの皮脂の分泌を抑える=ニキビ治療効果
頭皮に吸収されやすく、エモリエント効果・皮脂の過剰分泌を抑える=フケ防止・育毛促進効果
(出典:新化粧品ハンドブック)

用途

保湿剤/エモリエント剤/感触調整 など

ヘアケアではコンディショニング剤、化粧品ではクリームやリップ、オイルなどに利用。
原住民の間では、切り傷やフケ、ニキビの治療に使われていましたが、現在のホホバオイルも同じような用途でも販売されています。

特に厚生労働省からの注意喚起はありません。

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