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イソステアリルアルコール

イソステアリルアルコールの原料

①ダイマー酸(廃食用油リサイクル事業の一環として得られる植物系脂肪酸を原料とした再生可能な製品)を合成する際に副生する不飽和脂肪酸を水素添加して作られたイソステアリン酸を還元したもの。

②ノニルアルデヒドのアルドール縮合物の水素添加後、酸化して作るアルドール縮合法で得られる2-アルキルアルカノール構造を持つもの。

など、化学合成によって作られる高級アルコールです。

特徴

イソステアリルアルコールの簡易構造式

イソステアリルアルコールの簡易構造式

これらは分岐構造(上記画像だと”│”の部分)をもつ炭素数18の飽和アルコール(イソステアリン酸は、炭素数18の飽和脂肪酸)の総称。

性状

・無色透明の液体

・マイナス10℃で曇りを生じず、エーテルに可溶(有機化合物に溶けやすい)、エタノールに微溶/水には不溶な性質を持っています。

・熱や酸化安定性に優れる。

・なお、上記製造方法①のダイマー酸由来は、②よりも感触がサッパリしており、伸びも良い。

効果・用途

エモリエント剤/界面活性剤 など

油性成分」の「高級アルコール」類に該当する成分です。

・ほとんどのアルコール類は常温ではロウ状ですがこちらは液状で、伸びや硬さの調整や乳化を安定させる作用がありクリームや乳液に使用されます。

イソステアリルアルコールの場合は乳液、リキッド系のメーク、ヘアケア製品にも使われ、毛髪のコンディショニング、ツヤ、すべり向上にも利用されています。

工業系の薬剤原料としても使われていますね。

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