
水添パーム油/アブラヤシの実 pic by kumarnm
■水添パーム油/水素添加パーム油
水添パーム油の原料
パーム油の原料は”ヤシ(ココヤシ)”ではなく”アブラヤシ”の果実の果肉を圧搾して得られる油脂です。
wikiによると、その中でもギニアアブラヤシが一般的とか。
生産としてはマレーシアやインドネシアが中心です。
なお、核(種子)から得られる油は”パーム核油(水添パーム核油も)”となるため、まったく別ものです。
特徴
このパーム油を水添し、水素を結合させ、酸化安定性を高めた固形状のオイルが、水添パーム油です。
化粧品成分用語辞典2008によると、コシがあり、さっぱりした感触。
用途
■閉塞剤/非水系増粘剤/エモリエント剤 など
油系ベースのゲル化と安定化効果や、エモリエント効果があります。メイク製品に多く利用されています。
ワセリンの代替としても使われ、石けん・洗剤中心のパーム油とは違い、用途が広そうですね。
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