
ヒマワリ種子 pic by AkinoAnn
サンフラワー油/旧称:ヒマワリ油
ヒマワリ種子油の原料
原料はもちろん、キク科ヒマワリの種子から得られる油脂です。
特徴
性状
・淡黄色~黄色で透明性のある液状オイル
成分
脂肪酸構成
オレイン酸 | 17.9% |
リノール酸 | 69.8% |
パルミチン酸 | 6.7% |
ステアリン酸 | 4.0% |
(出典:新化粧品ハンドブック)
■参考/サフラワー油
オレイン酸 | 12.6% |
リノール酸 | 77.4% |
パルミチン酸 | 6.8% |
ステアリン酸 | 2.5% |
(出典:新化粧品ハンドブック)
”サン”(ヒマワリ)ではなく”サフ”(ベニバナ)と比較すると、比率はだいたい同じです。
ビタミンE(トコフェロール)の量としては、大豆油やトウモロコシ油より少なくなりますが、生理活性(生理的調節機能に対する作用)の高い「α体」が多く、酸化防止の効果は高い。
効果
酸化防止やエモリエント(肌を柔軟にし、水分蒸発も防ぐ)効果があります。
用途
■エモリエント剤/溶剤 など
クリームなどの油性製品や、日焼け止めのベースとして利用されます。
サプリメントの場合は不飽和脂肪酸の健康効果を期待して配合されています。
ちなみにハイブリッドヒマワリ油は、交雑種の種子由来というだけで、どちらかが優れているという事ではありません。

厚生労働省からの注意喚起などは、特にありません。
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