■パルミチン酸エチルヘキシル/パルミチン酸オクチル
パルミチン酸エチルヘキシルの原料
パルミチン酸エチルヘキシルの原料は、「パルミチン酸」と「2-エチルヘキシルアルコール」。そのエステルです。
油性成分の中でもエステル油(天然と同じ構造or合成の油性成分で様々な用途あり)の1つ。
そもそもエステル油/エステルとは、高級脂肪酸(今回はパルミチン酸)とアルコール(2-エチルヘキシルアルコール)の脱水反応によって得られる成分です。
高級脂肪酸でも色々ある○○酸は、用途や効果はだいたい同じですが、原料によって名前が異なっています。
特徴

パルミチン酸エチルヘキシルの簡易構造式
性状
・無色~淡黄色の液体
・比較的、低粘度
・合成ロウとも呼ばれます。
・安定性に優れ、皮膚刺激も少ない。
効果・用途
・触感はサラっとしており、油っぽさが少ない。
・安定・安全性、エモリエント性に優れた成分です。刺激の少ないエモリエント剤として多用されています。
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