■DPG/旧称:ジプロピレングリコール/水性成分
DPGの原料
DPGはプロピレングリコール。それを脱水縮合(新しい化合物になる)により合成されたものです。

石油から合成される多価アルコールの1つ。PG製造時の副産物でもあります。
特徴

DPGの簡易構造式

参考/PGの簡易構造式
性状
・無色透明の液体で粘性あり
・PGとは違い、わずかに特有のにおいアリ。(文献によっては同じく無臭)
・融点:-40℃/沸点:231.8℃
・水、アルコール、油脂などと混和
効果・用途
■保湿・保水剤/静菌作用 など
保湿力は穏やかで、水と同じく成分をよく溶かし、伸びをよくし、ベタつかずサラっとしたテクスチャー。グリセリンと似た用途ですが、PGと同じく静菌効果も持ち合わせます。
PGと比べ肌への刺激が低いのも特徴です。

他の保湿剤と合わせて利用される事が多く、化粧品成分ガイド第6版によると、保湿効果や感触の相乗効果の研究も行われているそうな。
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