カモミラエキスとは

エキスの原料はカミツレ/カモミールの花
和名はカミツレですが、カモミールの方が馴染みが深いですかね。
ヨーロッパ原産の二年草、キク科カミツレの花から抽出されるエキスで、精油には下記の成分が含まれ、ハーブティでは発汗作用、入浴剤としてはリウマチや冷え症(コスメの場合も血行促進)などに効果があります。
花には特有の香りがありますが、原料の色は淡黄~赤褐~緑褐色の液体で、香りはわずかです。
■主成分
カマズレン テルペンアルコール アピゲニン配糖体 アズレン ビザボロール フラボノイド タンニン など
■用途や効果
保湿 消炎 収れん 血行促進 殺菌 充血除去 抗アレルギー(鎮痒やヒスタミン遊離抑制)育毛 美白
■美白効果のカモミラET
生体の仕組みを解明し研究開発され、1998年に医薬部外品として承認された美白主剤。
メラノサイトに対し、メラニン色素の活性化や生成の抑制(エンドセリンの働きを阻止)する作用があります。
■使用部位
花
■抽出溶媒(同時配合の可能性があるのも)
水 エタノール PG BG 単体やこれら混合液、1%尿素含有のエタノール、またはBG、メタノール溶液で抽出した後にPGで溶解
« 成分解説一覧へ
口コミ