ベヘン酸

ベヘン酸の原料となるナタネ油ハーブ・成分解説/記事
ベヘン酸の原料となるナタネ油

■ベヘン酸/ベヘニン酸/ドコサン酸

ベヘン酸の原料

ベヘン酸の原料となるナタネ油

ベヘン酸の原料となるナタネ油

photo by Mint Photography

ベヘン酸の原料は、ナタネ油。
これを加水分解し、蒸留精製して得られる高級飽和脂肪酸の混合物となります。

特徴

ベヘン酸の簡易構造式

ベヘン酸の簡易構造式

性状

・白色結晶のロウ状固体。

・融点が81.5℃と高く(他の脂肪酸は50~60℃前後)抱水性アリ。

効果・用途

■高級脂肪酸/洗浄成分/乳化安定剤 など

・洗浄成分の他、ワックス成分として乳化安定のためクリームなどに。融点が高いので、温度耐性の向上にも利用されています。

■高級脂肪酸とは

炭化水素+カルボキシル基。アルカリ成分と混ぜて使う場合が多い。石ケン合成に利用。

動植物から得られる油脂を分解や合成によって作られた油性成分。
他にもミリスチン、パルミチン、パーム脂肪など分子や大きさの由来となった動植物の名前によって名称が異なります。

■一般的に水酸化Na、水酸化Kなど、強アルカリ性の成分と一緒に配合されています。

これら高級脂肪酸とアルカリ性成分が中和反応を起こすと、高級脂肪酸アルカリ金属塩(要は石鹸)となり、洗浄成分として活躍します。

また、伸び、硬度のテクスチャー調整にも利用され、酸化チタンの表面処理剤(コーティング)にも使われています。

解説
以前は○○酸などの洗浄成分はひとくくりにしていたのですが、洗浄用途以外に着目すると、結構個性が出ていますね。
« 成分解説一覧へ

口コミ

タイトルとURLをコピーしました