アルガニアスピノサ核油

アルガンオイル配合のボタニカルクレイソープ/プリモディーネ
アルガンオイル配合のボタニカルクレイソープ/プリモディーネ
■アルガニアスピノサ核油/アルガンオイル/アルガンツリー油

そもそもアルガニアスピノサ/アルガンツリーとは

アルガニアスピノサ核油の基となるものは、アカテツ科のアルガンツリー。
モロッコ南西部地域/サハラ砂漠に自生する常緑低木/広葉樹です。

上記インスタのようにアカテツ科の木は沖縄の方でも存在しますが、色々な呼び方があり、加工するには硬過ぎ、防風林として利用されています。

一方、モロッコに自生するアルガンツリーも硬く、生命力に優れており、化粧品成分用語事典によると、数年間雨が降らなくても枯れず、水分に関しては地中100メートルまで根を伸ばして吸収、更に葉の部分も空気中から水分吸収ができるたくましい木だそうです。

アルガニアスピノサ核油

そんな強靭な生命力を誇るアルガンツリーから成るアーモンド状の種子、これから得られる脂肪油がアルガニアスピノサ核油/アルガンオイルとなります。

こういった種子油は特にそうですが、100kgの果実(種子)から抽出できるオイルはたったの1~2ℓ。精製などの段階を考えると、化粧品原料として1~2ℓ用意する為には、もっと多くの量が必要になりそうです。

性状

・淡黄色の油状液体

脂肪酸組成

脂肪酸組成は以下の通り。

パルミチン酸10-15%
ステアリン酸4-8%
オレイン酸43-50%
リノール酸28-36%
(出典:新化粧品ハンドブックより)

上記のようにオレイン・リノール酸といった不飽和脂肪酸を多く含み、この他にもステロール、トリテルペン、ポリフェノール、トコフェロールなど不けん化物(色素や脂溶性のビタミンなど)を約1%含有しています。

パルミチン・ステアリン酸などは高級脂肪酸と呼ばれ、石けんを作ったり、乳化剤として使われる成分となります。

解説
色素というと「??」かもしれませんが、ポリフェノール=色素 はブドウ由来で有名なので分かりますよね。
なので肌への効果もそうですが、コレステロール値や抗酸化作用での期待もあって、カプセル系のサプリメントにされることもあります。
解説
他数値では比重やけん化価などありますが、「だから何よ??」という感じなので、別の機会に。

効果

不飽和脂肪酸やポリフェノールなどにより、コレステロール値の正常化や抗酸化作用、モロッコでは水痘患者への処方、リウマチ・関節痛の治療が伝統的に使われています。
他にも炎症、湿疹、ひび割れ、火傷にも利用。(⇒以下:新化粧品ハンドブックより)

■コスメの場合

ヘアケアでは髪の栄養補給(不けん化物の脂溶性ビタミンなどから)や保護、柔軟にする作用。

スキンケアでも肌の保護・保湿、柔軟化の他、オリーブオイルの4倍ものビタミンEを含むとされており、シワ・ニキビを改善する効果が認められています。

柔軟化(エモリエント効果)についての試験や論文が存在していますが、この効果はオイル全般に言える事です。また、ニキビに関してはゴマなどの他のオイルを混合したクリームにはなりますが、皮脂の減少や、翻訳すると「油性の斑点」=ニキビ(かな?)の減少が認められています。
(参考英文:Clinical and instrumental study of the efficacy of a new sebum control cream)

用途

高級食用油としても使われていますが、化粧品としては…

エモリエント剤/保湿剤/抗シワ・ニキビ など、オイルやクリーム、洗顔・クレンジングに配合されています。

類似する成分として水素添加した「水添アルガニアスピノサ核油」もありますが、こちらもエモリエント剤として利用される事が多いです。

■アルガニアスピノサ核油を含む製品

アルガニアスピノサ核油/各レビューページ一覧へ

解説
用途が多く、食用にもなっているので、安全なオイルである事が読みとれますね。
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口コミ

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