続いてはフラセラシリーズ内の基礎化粧品+CCとアイクリームを使い、総評もこちらに掲載しています。
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P5.男性使用+テクスチャー深堀り/オマケ(CCとアイクリーム)
フラーレンは炭素分子で、その中でも今回使用されている種類は「ラジカルスポンジ」
それを構成する成分は、フラーレン PVP BG 水
(※PVPは安定化の他にも皮膜形成効果があり、BGは保湿や抗菌作用を持ちますが、今回はラジカルスポンジの一部として成分解説では一部省略します。)
- 活性酸素除去作用
- 持続する細胞保護効果
- メラニン生成抑制効果
- シミを薄くする作用
- 毛穴面積の縮小
- バリア機能回復
などとなっており、ビタミンC/A誘導体とセラミドを合わせたような作用になっています。
- ビタミンCの172倍の抗酸化力で老化因子からお肌を守ります。
- ビタミンCの125倍の細胞死防御効果で、細胞レベルでお肌を守ります。
なお、フラセラ公式サイトに掲載されているフラーレンの情報(研究結果/画像など)も、フラーレン原料メーカーのバイオリサーチ株式会社提供によるものなので、正しい情報です。宜しければチェックしてみて下さい。
今回の製品では、RSマークが使われているので、フラーレンを1%以上配合している事が分かります。
一般的なヒアルロン酸などと同じく、1%でも十分な効果を発揮し、推奨は最大でも5%。
APPSとはアプレシエの事で、成分としてはパルミチン酸アスコルビルリン酸3Naと表記されます。
- メラニン生成の抑制効果
- メラニンの排出促進効果
- メラニンを還元する効果
- 抗シワ
- 抗酸化作用
水によく溶けるだけでなく、油にも馴染み、高浸透型ビタミンC誘導体とも称される成分です。
通常のビタミンCでは、直ぐに壊れてしまう為、コスメでは他の成分をくっつけた誘導体として配合される事が多いですが、特に皮膚浸透性に優れている成分で、刺激も少ないとあります。
上記のように、美白作用には大きく3つに分けられていますが、ビタミンCはそれら3つを兼ねた有用な成分です。
美白や抗シワ、肌機能改善。これら成分の特徴からすると
年齢肌の悩み・予防にマッチした製品です。
予防となると、若い内から使い始めたくもありますね。
40代乾燥肌がフラセラ基礎化粧品編+αを試す
引き続き試して参ります。
使用者プロフ(使用時) | もんち/トータル実績数 [postsNumber name=”もんち”] 件/40代/主婦 |
---|---|
肌質 | 乾燥肌 |
備考 | 良く使うコスメはオルビスシリーズ |
アンフェイディングローション

アンフェイディングローションを手に取る
レモングラス、ローズマリーのアロマオイルが入っているので、よく鼻を効かせないとわからないくらいの香りがほんのりします。
トロミがしっかりとしているので、手の平から溢れることなく、ハンドプレス出来る安心感があります。乾燥肌の私は、2回くらいローションをつけてハンドプレスしてちょうど良かったです。
普通肌の人は1回で十分かもしれない保湿力高めのローションです。
今までフラーレンが入った美容液は使ったことがあったのですが、フラーレン高配合のローションなので使い心地や肌への浸透感が美容液に近い印象があります。
クリアソープで少しサッパリした肌を労わりながら瑞々しくしっとりと保湿してくれます。
重い!という印象の方は少し少なめにして、ハンドプレスすればちょうど良いと思います。
残念ながらこのトライアルローションも量が少な過ぎて、その後の肌質変化がお伝えできませんが、ニキビが出来やすい、敏感肌の方は量を調整しながら使うことをオススメします。
化粧水 アンフェイディングローション | 伸び [0]緩い⇔固い[10] | 香り [0]無臭⇔強い[10] | 質感 [0]さっぱり⇔しっとり[10] | カバー力 [0]弱い⇔強い[10] |
---|---|---|---|---|
評価数値(0-10/弱強) | 3 | 2 | 6 | 2 |
訴求成分が両方使われ、そしてアルブチンとに水溶性のビタミンC誘導体(「リン酸アスコルビンMg」ではなく「リン酸アスコルビルMg」の誤りだと思います)も配合され、更に美白面が強化されています。
そして更に管理人が大好きな肌修復機能のセラミドや乳酸Na、EGFでお馴染みのペプチド類が多種贅沢に配合。
他にも、コエンザイムQ10、消炎のグリチルリチン酸、植物エキス/精油などお祭り状態。
こちらもてんこ盛り!
グリセリン類やヒアルロン酸類、コラーゲン。エモリエントではスクワランやグリセリルなどなど。
多ければ良い訳ではありませんが、成分の兼合いによる相乗効果もあるので十部意味はありそうです。
こちらで使われているBGは、単体で保湿効果がある程ではなく、元々フラーレンに配合されていたのも+エキスの抽出溶媒かと思われます。


ヘキサンジオールが使われるのは超レアですし、知っているのはシャンプーですし、実際観た事はありませんし…
この量だと以下製品全て1,2-ヘキサンの可能性あり。
ただ、パンフや公式サイト以外でもヘキサンなので、正にこだわりなのかもしれません。
防腐剤はフェノキシエタノールのみですが、BGと、恐らく1,2-ヘキサンジオール(だとすれば)も防腐効果を上げるのに貢献しています。
油性成分のスクワランも配合されているので、オールインワンとしてコレ1本でも良い気がします。
アンフェイディングセラム

アンフェイディングセラムを手に取る
こちらは、とろみのある透明のテスクチャーですがシッカリとした形が残ります。ローションの後にセラムをつけると手のひらが吸い付くようなモチモチ肌に変化していきます。
ローションと並んでフラーレン高配合なので目元や口元の乾燥を補い、ピンっとしたハリを実現してくれる優れものです。
普通の美容液でコックリ系のクリームのような仕上がりになるのは驚きです。肌にいいからとフラーレン配合の化粧品を使うようにしていましたが、数日使い続けるうちにフラーレンの凄さを改めて実感しています。
ローションとセラムはセットで使うと、ピカピカ光るような肌のハリや透明感を感じることができます。トライアルセットは3、4日で終わってしまったのですが、またリピしたいなと思った商品の一つです。
こちらは1万円代の美容液なので、値段は張りますが冬場に使うと乾燥対策に効果を発揮してくれそうです。
美容液 アンフェイディングセラム | 伸び [0]緩い⇔固い[10] | 香り [0]無臭⇔強い[10] | 質感 [0]さっぱり⇔しっとり[10] | カバー力 [0]弱い⇔強い[10] |
---|---|---|---|---|
評価数値(0-10/弱強) | 4 | 0 | 7 | 2 |
基本的にはジェルと同じ成分が使われていますが、各種セラミドが希少価値の高い天然セラミドに置き換わり、美白面では油性には向かない水溶性のビタミンC誘導体の代わりに、肝斑にも作用するトラネキサム酸や、プラセンタ、エラグ酸、ザクロなどなど
植物エキスも増えてグリチルリチン酸の他にも消炎や抗菌作用が加わり、精油も全て置き換わっています。
エナンチアクロランタ樹皮エキスは皮脂抑制や毛穴の収縮に。
こっちも祭りじゃ!
水性保湿剤はBGとグリセリン、各植物エキスあたりで、油性成分はスクワラン。別途保湿はすると思うので、特に問題なさそうです。
防腐剤はフェノキシエタノールで、他BGの仕様はローションと同じ。
使われている成分が多い割には、安定化成分の比率は低い気がします。
ザ・美容液。
原価の高い成分も使われているので、12,000円は十分あり得る価格。
アンフェイディングゲルクリーム

アンフェイディングゲルクリーム

アンフェイディングゲルクリームを手に取る
ドクターシーラボのゲルクリームよりも柔らかく水分量が多めですが、肌に載せた後のもっちり感と保湿力はほぼ同じです。
暑い夏場やニキビや肌荒れの時にドクターシーラボのゲルは少し重たかったのでニキビ肌やアロエのゲルに変えたりして使用していましたが、フラセラのゲルは色々な肌質の方でも満足出来る低刺激でサラッとして使いやすいです。
こちらのゲルクリームもフラーレン高配合、エイジングケアのための美肌成分が含まれています。マイナス10歳肌!ドクターシーラボのマイナス5歳肌を上回っています。使い続けるほどその良さがわかりますが、トライアルセットは量が少な過ぎて2、3回で使い切りました。
すごく使いやすかったので、また使いたい!と思いましたが、30g16,000円。気軽に買える値段ではないので、気になる方はトライアルセットを数日使ってみて、使い心地や肌質向上を実感してみてください。
クリーム アンフェイディングゲルクリーム | 伸び [0]緩い⇔固い[10] | 香り [0]無臭⇔強い[10] | 質感 [0]さっぱり⇔しっとり[10] | カバー力 [0]弱い⇔強い[10] |
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評価数値(0-10/弱強) | 4 | 0 | 7 | 2 |
訴求成分はもちろんのこと、内容的にはローションに戻った感じ….ですが、これまた別のビタミンC誘導体(「アスコルビン酸グルコシド」ではなく、化粧品表示名称では「アスコルビルグルコシド」のはず。)が配合。
ただ、この誘導体に関しては自分が知る限りではちょっと眉唾もので、ヒトに対する試験が行われていないようです。(研究元はpdfがDLされてしまうので割愛)これに関しては特に訴求されている訳でもないのでまぁいいじゃない。自分もファンケルでコレ配合のセット使ってますし。
他、キネチンはカイネチンとも呼ばれ、細胞分裂を促進する植物ホルモン(wiki)で、”数多くのスキンケア化粧品および薬用化粧品において幅広く使われている成分の一つである”ともありますが、自分はシーラボさんくらいなので、なかなかにレアなのかも。
脱線しましたが、相変わらず消炎成分、ペプチド類は網羅し、抗シワでお馴染みのビタミンA誘導体/パルミチン酸レチノールと、アルジルリン/アセチルヘキサペプチド-8が配合されているのが特徴ですね。
アスタキサンチンを含んだ抗酸化ではヘマトコッカスプルビアリス油。
スーパーオキシドジスムターゼは抗酸化作用ではなく、厳密には抗フリーラジカル作用があるとされている成分。
はぁはぁ 成分祭りがどんどん激しくなっとる。
自分が使っているメンズコスメ達では、まずあり得ない構成です。
保湿剤はグリセリンやBG、デキストリン類や糖類。エモリエントはスクワランやホホバ、グリセリルなど多くの油剤が配合されています。
クリームなので、油性成分は一番多いですね。
ちなみにエラスチンは公式ですと、”皮膚が老化するとエラスチンも減少すると言われています”とありますが、化粧品成分としてはあくまで保湿剤ですので誤解のないように。
こちらもフェノキシエタノール。
他でフラーレン+APPSが使われているクリームは、王道十和子肌シリーズの「FTC パーフェクト ラジカルケアクリームVC」がありましたが、一致する成分は少ないです。強いて言えばこちらも多数の美容成分で構成されているのが特徴でしょうか。
アンフェイディングアイクリーム

アンフェイディングアイクリームを手に取る
無臭で低刺激のクリームを小豆粒くらいの少しの量を肌に乗せただけで広範囲を潤すことができます。
このアイクリームだけトライアルセットを使い切った後も残りました。
少ない量でも効果を発揮してくれるのでコスパが良いです。
肌に載せた後、指先を使ってプレスすると、目元口元の肌がピンと元気になります。
目元専用のクリームは、濃厚で保湿力もシッカリとしているので多く使い過ぎると重い、翌朝ニキビが出来るデメリットがありましたが、このアイクリームはちょうどいい保湿力で肌効果も高いです。
フラーレンやアルジルリン、カイネチンが配合されているので、使い続けるほど目元の印象が変わってくると思います。長い期間使用してみたい一品です。
アイクリーム アンフェイディングアイクリーム | 伸び [0]緩い⇔固い[10] | 香り [0]無臭⇔強い[10] | 質感 [0]さっぱり⇔しっとり[10] | カバー力 [0]弱い⇔強い[10] |
---|---|---|---|---|
評価数値(0-10/弱強) | 3 | 0 | 8 | 2 |
こちらはクリームと類似。
グリチルリチン酸は水性と油性の両方が使われており、その素となる甘草も配合、油性のグリチルレチンの方が消炎作用が強いです。
アセチルヘキサペプチド-3はクリームで登場したアセチルヘキサペプチド-8の旧称で、全く同じ成分。色々ごっちゃになってますね。こっちの方は改定前からある製品なのかもしれません。
だいたいはクリームと同じですが、水性成分ではプロパンジオールが加わっています。
前項のクリームよりも油性成分が多く入っているようです。よりコッテリっぽいですが、伸びは良い感じ。
フェノキシエタノールなど防腐剤は入っていません。
その代わりに保湿やエモリエントを兼ねたBG、プロパンジオールやエチルヘキシルグリセリンによって抗菌しているようです。
CCモイスチャーミルク

フラセラCCモイスチャーミルク

テクスチャー
こちらはフラーレン配合の日焼け止めです。紫外線吸収剤不使用で肌に優しく、化粧下地にもなります。
今回おまけでついてきたのですが、フラセラの石鹸・ゲルについで気に入った商品の一つです。肌に伸ばすと白いサラッとした緩めのテクスチャー。手の平から少し溢れそうになるのでサッとつけてください。
ちょっと中身が出にくいのでよく振って使用したほうがいいです。
アスタキサンチンが入っているので少しだけピンク色です。
ほぼ無臭で低刺激、日焼け止め特有の匂いはしません。
クリームは少量でもよく伸びて使いやすいです。
日焼け止めにはモチっとした質感とサラッとしたものがありますが、このCCモイスチャーミルクはサラッとタイプで皮膜系の日焼け止めに使い心地が似ています。でも脂っぽくない仕上がりなので化粧下地として効果を発揮してくれます。

全体に伸ばした時の色相/白浮というよりも白色付き
このクリーム自体に色がついているので、顔全体に伸ばすと肌が綺麗に見えます。保湿力は少し弱いような気がしますが、ファンデーションがピタッと決まり下地としての効果も高いです。
日焼け止めでも化粧下地でも美肌づくりが出来る万能選手として夏場持っておくと重宝しそうですね。
CCクリーム CCモイスチャーミルク | 伸び [0]緩い⇔固い[10] | 香り [0]無臭⇔強い[10] | 質感 [0]さっぱり⇔しっとり[10] | カバー力 [0]弱い⇔強い[10] |
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評価数値(0-10/弱強) | 2 | 1 | 6 | 7 |
シクロメチコン、水、酸化亜鉛、シア脂油、酸化チタン、ホホバ油、1,2-ヘキサンジオール、グリセリン、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、フラーレン、ヘマトコッカスプルビアリス油、ユビキノン、トコフェロール、スーパーオキシドジスムターゼ、ヒナギク花エキス、ゲンチアナ根エキス、チャエキス、ローズマリーエキス、ワレモコウエキス、乳酸桿菌/コメ発酵物、BG、ラウリルカルバミン酸イヌリン、水添レシチン、ダイズステロール、マルチトール、水酸化Al、イソステアリン酸、トリエトキシカプリリルシラン、ステアリン酸、フェノキシエタノール、コメ胚芽油、酸化鉄、ジメチコン、PVP、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、アルギニン、フェネチルアルコール
訴求成分はフラーレンのみ。C誘導体やセラミド、ペプチド類、消炎成分はカットされていますが、植物エキスで対応しているので、エイジングケアという点では申し分ないかと。
下地なので汗や皮脂に強いシクロメチコンやトリエトキシカプリリルシランのシリコーン類を中心に構成され、日焼け防止は亜鉛やチタン+アルミニウムコーティングの紫外線散乱剤のみ。
保湿剤は1,2-ヘキサンジオールとグリセリン。エモリエントはシアやホホバなど。
防腐剤はフェノキシエタノールとフェネチルアルコールで、茶やローズマリー、1,2-ヘキサンの抗菌(肌に対しても)で防腐効果を高めているようです。
総評/フラセラのトライアルセットを使用してみて
今回、フラセラのトライアルセットを使用してみて、ほぼ全種類にフラーレンが高配合されていたので数日間肌の調子が良かったです。
シミなどの美白効果はわかりませんが、全体として保湿力高めなのでシワや透明感などエイジングポイントには効果があったような気がします。
もう少し量が欲しい!というのが本音ですが、ベーシックラインではなくプレミアムラインなので、お値段高め、内容も高品質なので、値段を考えればこの量が妥当だと思います。
全体として平均75点以上の使い心地・効果を感じることができました。
40代になると、手軽で安いものよりも自分の肌に納得のいくものを使わないと肌に出やすいと日々痛感しています。
フラーレン高配合でエイジングケアに特化したフラセラは、使い続けるほど肌改善を実感し、まさに時間を5年10年と巻き戻してくれる期待もあります。
私自身肌トラブルと背中合わせの人生だったので、もっと早くにフラセラのようなドクターズコスメに出会っていれば良かったなぁと思いますがまだ遅くない!トライアルセットを購入した1ヶ月間は、全ての商品が20%OFFで購入できます。
今回使用したトライアルセットの他にもBBクリームや基本ラインのゲルなどお求めやすい値段で販売されているので始めやすいと思います。
とりあえずゲルかセラムを買ってみて続けるかどうか悩んでみようと思います。

使っている成分の種類が多いと、肌は大丈夫か?!なんて思っていた時期もありましたが、実際に使ってみると、肌が不安定にもならず、しっかりまとまっていているんですよね。
商品名 | メーカー/ブランド/シリーズ |
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フラセラ プレミアムトライアルセット | ドクターワカバ/フラセラ |
価格 | 送料 |
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お試し | 送料 |
1944円(税込) | 無料 |
定期初回 | 定期回数 |
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セット内容/お試し | |
クレンジングジェル 15mL/クリアソープ 10g/アンフェイディング ローション 8mL/アンフェイディング セラム 5mL/アンフェイディング ゲルクリーム 5g 特典:アンフェイディング アイクリーム 1.7g/CCモイスチャーミルク 5mL | |
期待効果/ジャンル | |
[catkiji] | |
サブジャンル | |
[tagkiji] | |
備考/特典など | |
約1週間分 (使い方によっては3、4日分になる可能性も) | |
全成分 | |
口コミ