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酵素-ヘミセルラーゼとその役割

カテゴリ:成分

ヘミセルラーゼとは

ヘミセルラーゼとは酵素の種類の一つです。

酵素とは他の物資にはたらきかける作用を持つタンパク質のことをいいますが、ヘミセルラーゼにもこの働きがあります。ヘミセルラーゼが作用する物質の名前はヘミセルロースといいます。

ヘミセルラーゼはそれ単体では効力を発揮しませんが、水と一緒にはたらくことによりヘミセルロースを分解します。この場合のヘミセルロースとは一つの物質の名前ではなく、同じような性質を持つ複数の物質の総称のことをいいます。

ヘミセルロースと呼ばれる物質に共通していることは、植物に由来する糖類であるということです。これらのヘミセルロースと呼ばれている物質にはグルコマンナンという名前の植物に由来する多糖類があります。グルコマンナンの他にアラビノキシランという物質もあります。このアラビノキシランという物質もグルコマンナンと同様に植物に由来する多糖類の一種です。その他にヘミセルラーゼにより分解される植物由来の多糖類としてはキシランという物質などもあります。

これらの物質はそれぞれそのような固有の名前や性質を持っていますが、植物に由来する多糖類ということでは共通しているために、ヘミセルロースというグループに分けられています。
このヘミセルロースを分解するヘミセルラーゼもヘミセルロースと同じように一つの酵素の名前ではありません。ヘミセルラーゼとは同じような性質を持っている酵素の集まりのことを意味しています。
共通することは上記のようなヘミセルロースと呼ばれる植物に由来する多糖類を水と一緒になったときに分解する働きがあるということです。このヘミセルラーゼと呼ばれる酵素にははガラクタナーゼという名前の酵素があります。このガラクタナーゼの他に有名なヘミセルラーゼに分類される酵素にはキシラナーゼという名前の酵素もあります。これらはそれぞれ特定の物質に作用します。

ヘミセルラーゼの役割

ヘミセルラーゼと呼ばれている一連の酵素は、人間の身体の中で消化吸収を助ける役割をしています。
人間が野菜や果物などの植物を口から摂取した場合に、それらの野菜や果物の中に含まれている多糖類を身体の中で分解する働きをするのがヘミセルラーゼと呼ばれる一連の酵素になります。

身体の中の消化器官などでこうした酵素と呼ばれるタンパク質が分泌されて、体内で水分と一緒になって口から摂取された野菜や果物の多糖類を分解することで、そこから人間の生命活動にとって必要な栄養素を体内にもたらされます。

ヘミセルラーゼが特異的に作用する野菜や果物などに含まれている多糖類が分解されることで、そこから生命活動の根源となるエネルギーを手に入れることができます。この多糖類が水を用いてヘミセルラーゼにより分解されたエネルギーは、人間が歩いたり、走ったりするときなどに消費されます。
ですからヘミセルラーゼは体内でそのような人間の生命活動の根本を担う役割をしていることになります。ヘミセルラーゼが植物由来の多糖類を分解したときに得られたエネルギーは、歩いたり走ったりするだけではなく、人間がものを考えるときにも使用されています。

人間の身体の中でも脳は特に大量のエネルギーを消費する器官であることがよく知られています。ですから人間が頭で考えるというときにおいても、ヘミセルラーゼは重要な役割を果たしていることがわかります。
その他に人間の体内でエネルギーが使用される場合としては、体内で消化などをするときなどがあります。ヘミセルラーゼは消化を助ける働きをしますがこの消化自体にもエネルギーが使用されています。ですからヘミセルラーゼには体内で特定の物質に作用して分解するという働きだけではなく、そこから作られたエネルギーによってさらに人間の体内の全般における消化活動を助けるという働きもしています。そのように人間の消化活動においてもヘミセルラーゼは重要な役割を担っています。

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