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酵素-グルコアミラーゼとその働き

カテゴリ:成分

グルコアミラーゼとは

グルコアミラーゼとは、デンプンを分解する作用のある酵素、アミラーゼの一種です。

アミラーゼには三種類あり、作用する部位の違いによって、アルファアミラーゼ、ベータアミラーゼ、そしてグルコアミラーゼに分けられています。
グリコアミラーゼの正式名称は、グルカン1,4-α-グルコシダーゼといい、そのほかにも別名として、1,4-α-D-グルカングルコヒドロラーゼ、エキソ1,4-α-グルコシダーゼ、γ-アミラーゼ、リソソーマルα-グルコシダーゼあるいはアミログルコシダーゼなどと呼ばれる場合もあります。

グルコアミラーゼは、エキソ型酵素であるため、デンプンの構成要素であるアミロースおよびアミロペクチンのα-1,4グルコシド鎖を非還元性末端からグルコース単位で切断することができます。
また、アミロペクチンやグリコーゲンのα-1,6結合も分解する能力があります。すなわち、通常のアルファおよびベータアミラーゼは、デンプンのアミロースをマルトースまでにしか分解しませんが、グルコアミラーゼはこれをグルコースにまで分解するというわけです。

デンプンを直接ブドウ糖にまで変える力のある酵素、それがグルコアミラーゼです。この働きを利用して、工業においても広く利用されており、酵素法によって製造するブドウ糖の生産、清酒を製造する際の酵素の補強ならびに代替、糖化酵素を配合した清酒の四段用酵素、デンプン含有ジュースの処理、各種アルコール工業、加えてパンやお菓子、白みそなどの製造にも使用されています。自然界では微生物に広く存在しています。

また、植物では、果実の成熟や穀物の発芽の間に合成されることもあります。特に、発酵糸状菌である麹菌は、グルコアミラーゼを大量に分泌することで知られており、ほかにもある種のビール酵母や、カビの一種であるアスペルギルス・ナイジャルから取り出すことができ、工業的に大量に生産され、製品化されています。

グルコアミラーゼの役割

体内において、グルコアミラーゼは非常に重要な役割を果たしています。ことに、消化においては、デンプンを分解する消化酵素として大きな働きをしています。
人間の身体というのは、食物を食べた後、それらに含まれる栄養分を、身体が取り入れやすく、また身体のすみずみにまでいきわたらせて、活用できる形に変えるため、細かく分解する必要があります。

デンプンは、コメや小麦粉、果物や野菜に含まれており、身体にとってエネルギー源となる欠かせない栄養素ですが、これを身体が使うためには、唾液や膵液といった消化液に含まれるグルコアミラーゼの働きで、これをグルコース、つまりブドウ糖にまで分解する必要があります。

グルコースというのは、糖の分子一個分の小さな成分であり、ここまで分解して初めて消化管から吸収され、血流に乗って体内へ届けることが可能になるわけです。
もちろん、グルコアミラーゼのほかにも様々な消化酵素があり、それらが異なるいろいろな過程を経てでんぷんのアミロースをグルコースにまで分解していきます。
しかし、グルコアミラーゼはアミロースを直接グルコースにまで分解できる、いわば強力なはさみともいうべき機能を備えています。

近年では、小麦に含まれるグルテンという成分の消化吸収にも助けとなることで注目されています。グルテンにアレルギーのある人、あるいは潜在的にアレルギーがあるかもしれないため、グルテンフリーの生活をしたいという人が少しずつ増えており、そのような人がグルコアミラーゼを含む消化酵素サプリメントを飲むようになっています。

グルコアミラーゼがでんぷんを分解して作るグルコースは、人間の生命活動全般にとって不可欠なものですが、中でも特に脳などの中枢神経系にとっては唯一の栄養源とも言われており、非常に重要な成分です。血中のグルコース濃度を上げてくれるグルコアミラーゼは、頭脳労働者や受験生などにとっても欠かせない酵素であるといえるでしょう。

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血液検査結果のグルコース

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高脂血症治療中に、グルコースの数値が高いと指摘されました....
ビール酵母の製品はいっぱい販売されているので、安い奴を試してみようかな。
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