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酵素-リゾチームの特徴と効能

カテゴリ:成分

リゾチームとは

リゾチームはムラミダーぜとも言われ、主に細菌細胞壁に含まれ、糖たんぱく質の一種を加水分解する酵素で、卵白や動物の分泌液に多く含まれています。卵白に含まれているのは大切な鳥類の卵を微生物の感染から守るためであり、人間や他の動物にとっても大切な目や口、母乳などに含まれ、それらへの微生物の感染を防ぐために涙や唾液などにも含まれています。

微生物が侵入をしてくると、14,300程度の分子量を持った塩基が微生物を溶かし、鳥類の卵や動物の体を守っているのです。

リゾチームは5種類あります。
卵白や動物の涙などにも含まれる「ニワトリ型」、ガチョウなど大型の鳥の卵白に存在する「グース型」、分子量は様々でペプチドが結合した部分を主に分解する「ファージ型」、無脊椎動物中に存在する「無脊椎動物型」、植物に含まれる「植物型」があります。
この中でも、細菌の膜を形成する直鎖型の含窒素多糖高分子で、ムコ多糖類の一種である「キチン」を分解するものとしないものとがあります。

人間の体に含まれるリゾチームはニワトリ型なので、細菌の膜を壊すことができ、細菌から身を守ることができるのですが、細菌は短いペプチド鎖と絡み合った炭水化物の鎖で強く頑丈な皮を作って、壊れやすい膜が浸透圧に負けないように守っています。
そこでリゾチームがこの炭水化物の強い鎖を分解し、細胞膜を弱らせ、そののちに細胞は浸透圧に負けて死滅していくのです。
リゾチームはそのようにして細胞を死滅に追いやり、鳥の卵や動物の体を守っている酵素です。

酵素は代謝や消化のためだけではなく、細菌から身を守るためにもあるので、このリゾチームは1922年に溶蓮作用がある酵素として発見されました。
そして1946年に卵白から直接結晶化されて以来急速に研究が進められてきたのです。
安全性が高く人体の防御機能としても役割が期待され、腫れや出血、分泌物の異常などの症状に効果のある薬の成分として使われています。

リゾチームの役割

リゾチームはある種の細菌に対し溶蓮現象を起こす物質として発見されました。生体のほとんどがあらゆる組織体液や分泌液の中に存在し、抗菌や抗ウイルス作用をもちます。
また白血球貧食能増強作用や、抗ガン作用、抗炎症作用もあって生体を守る役目をになっています。

人間の涙や唾液などに含まれているニワトリ型リゾチームは、細菌の膜であるキチンを分解することができるので、細菌を死滅に追いやることができ、細菌から守ることができるというものです。バクテリアや大腸菌などの細菌もやっつけることができるのです。

このようにリゾチームは細菌などの細胞壁を壊して溶かしていくということなので、その値が上昇して異常値を示す場合には、何らかの細菌と戦うためにリゾチームが大量に出ているということとなり、何らかの病気の可能性があるということになる可能性があります。
特に急性骨髄背白血病や単球性白血病、腎疾患、消化器疾患などの病気の可能性が示唆されます。

リゾチームの特徴として、非常に熱安定性に優れた蛋白質であることがよく知られ、熱処理をしたために変性してしまっても酵素の活性が回復することも認められています。
このように酵素のリゾチームは炎症を抑え、膿をを溶かす作用があるので「塩化リゾチーム」で薬の成分として使用されています。

慢性副鼻腔炎や歯槽膿漏の腫れ、気管支炎や気管支喘息による喉の腫れ、痰の絡み、手術後の出血、皮膚のやけどなどに効果を発揮しています。

薬に使われる塩化リゾチームは鶏の卵白から抽出され、鼻水や痰などを溶かして出しやすくしたり、血液凝固作用で、出血を止めたりすることができます。

健康な体を維持していくためには酵素が必要なのです。酵素には代謝や消化など、必要なものを取り入れ不要なものを排出するためのものや、リゾチームのように細菌から守る働きをするものもあります。
もともと体内にあった酵素はたくさん使われると減って行きますので、食物から酵素を補給することが大切です。

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