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E)日焼止め・UVケアコスメの基礎知識

CCベースUVはピンクベージュ
日焼止め・UVケアコスメの基礎知識
解説
日焼止め・UVケアの基礎知識を学びましょう。これらを理解するにはまずベース成分について理解しておく必要があります。

基本的に各検定試験の対策も兼ねた内容になっています。

・日焼けというのは紫外線から皮膚を守るための防衛反応(効果は薄い)であり、日光浴自体はビタミンDの生成に有効ですが、現代社会ではそこまで必要はなく見た目に反して日焼けしているから健康という訳ではありません。

・紫外線は薄い雲であれば80%通過してしまい、海であれば水、雪山であればスキー焼けのように雪からの反射(通常の2倍)によって肌が浴びる紫外線量が増えるため、天候や時期を問わず日焼止めやUVケア製品は需要があります。

・長時間の場合は1日1回ではなく、2、3時間おきに塗り直しも必要となります。紫外線を浴びた量は蓄積されるため、短時間であっても日差しを浴びた合計時間が同じであれば1回2時間でも5回で2時間でも変わりません。

・ムラがあっては意味がありません。耳の裏や指まわりなども忘れずに。

特徴

・日焼け止めの紫外線防止効果や区分は2種類。

紫外線吸収剤

・白浮きなし

・紫外線が吸収されると熱など弱いエネルギーに変換して放出する性質を持った成分です。
そもそも色の判別はそれぞれの物が光を吸収して残った色(吸収されなかった色)が私達の目に色として認識されます。ですので紫外線吸収剤とはいっても身構える程 特殊だったり危険な成分ではありません。

但し、アレルギー反応を起こす可能性がある方も存在するので、いわば「ノンケミカル」という紫外線吸収剤不使用の製品も存在しています。

・尚、これらの紫外線吸収剤は「ポジティブリスト」に該当するもののみで、リスト外の成分を配合することは認められていません。

紫外線散乱剤

・白浮きあり

・紫外線が肌に浸透しないように物理的に遮断する成分です。

・肌が弱い方でも使える成分で構成されていますが、その反面 白浮きしやすいというデメリットがあります。

このデメリットを解消できる紫外線散乱剤の成分であるナノサイズ化した「酸化チタン」や「酸化亜鉛」もあり、多くの製品に配合されていますが、きしみ感が出やすい面もあります。

酸化チタンの場合は良くも悪くも強力な酸化力がありますが、近年の製品では「表面コーティング処理」によって相殺されていることがあります。

解説
デメリットを無くした紫外線散乱剤については、今後の技術力に期待といった感じでしょうかね。
成分

・主な日焼け止めには上記2種類の成分が配合されていますが、そのままでは塗りにくくなってしまうため、「油性成分」と「水性成分」が入った乳液やクリームとして製品化され、油性成分が多めで固めのW/O型や水性成分が多めで緩いO/W型があります。

■W/O型
・日焼け止めの仕様として汗をかく事が想定されているので、撥水・耐水性に優れるW/O型が主流です。これらの成分は重い感触やテカりが目立ちやすい傾向にありますが、それらを抑えるために油性成分の中でも「ジメチコン」、「シクロペンタシロキサン」などのシリーコン系が使われています。

■O/W型
・逆にO/W型の日焼け止めは、上記W/O型のレジャーや長時間用ではなく、汗には弱いですがソフトで落としやすい短時間用の日焼け止めとして販売されています。

シートタイプはこちらに該当。

サンケア指数

・よく見かける日焼け止めの目安表記、それがサンケア指数です。

SPF
・Snu Protection Factor

・中程度の波長(長いとエネルギーが強い)であるUV-B波によるサンバーン(皮膚が赤くなる)を防御する効果を数値化したものです。

SPF10=日焼けが始まるまでの時間を10倍遅らせる効果。
20分で日焼けが起こる日差しの場合は

■20分 × SPF10 =200分

となり、3時間20分の間 日焼けが起きる時間を遅らせる(その時間は防御している)ことができます。つまり、いつも20分で肌が赤くなってしまう方は塗らなかった時の10倍の時間、肌が赤くなるのを防ぎます。(もちろん肌の状態など個人差あり)
SPF15の場合は300分/5時間。

PA
・Protection Grade of UV-A

・こちらは皮膚を黒化(サンタン)させ長い波長(強い)であるUV-A。特にシワやたるみの原因にもなってしまうものです。

プラスの4段階で表記され、PA+は「効果がある」、最大のPA++++では「極めて高い効果」となり、レジャー、炎天下ではPA+++程度。常夏の長期海外などではPA++++

解説
UV-Aは特にお肌に悪影響がありますが、その作用も即時・短時間という驚異です。
その他のUVケア製品

■サンタン化粧品
・綺麗に小麦色の肌になりたい方の為に。

不要なUV-B波によるサンバーン(皮膚が赤くなる)だけを防御し、サンタン(黒化)させるUV-A波にはSPF4程度(この程度が良いようです)で対処しています。

■セルフタンニング化粧品
・こちらは塗りもので「ジヒドロキシアセトン」の作用により肌を褐色にする製品のため、UVケア効果は一切ありませんし、水では落ちないので皮膚の代謝により落ちるのを待つしかありません。

■アフターサン化粧品
・日焼けしてしまった後のお手入れに使用するのでこちらも紫外線は防ぎません。
一般スキンケアコスメの1つでもありますが、UV-B波によるサンバーンには抗炎症効果のあるもの。
UV-A波によるサンタンには美白効果のある「アスコルビン酸」や「トラネキサム酸」が配合されている製品が有効です。

解説
シミやシワ、炎症のコスメは「日焼けによる...」と記載されている通り、アフターサン化粧品は特殊なものではなく一般的なコスメとも言えます。