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F)ヘアケアコスメの基礎知識

uruotteシャンプーアロマ
ヘアケアコスメの基礎知識
解説
ヘアケアの基礎知識を学びましょう。これらを理解するにはまずベース成分について理解しておく必要があります。

基本的に各検定試験の対策も兼ねた内容になっています。

・シャンプーやリンス(近頃は減ってきましたね)、コンディショナー、そしてヘアエッセンスや育毛剤について勉強しましょう。

バスタイム

・何はともあれ、ヘアケアの基本としてはまず最初にブラッシング。
この作業を省いている方も多いかと思いますが、このブラッシングには洗う前に髪のよごれ(ほこりなど)を落とし、毛並みを整えることで洗う際の抜け毛や切れ毛、シャンプーの泡立ちよ良くし、血行を良くすることで皮脂などの汚れも浮かしやすくしてくれます。

毛量の多い方や長髪の方は是非実践しましょう。

・そして髪を濡らす。これは無意識に行っている方も多いでしょう。
これにより髪同士の摩擦を防いで傷みを防止し、地肌、髪全体をしっかり濡らすことでシャンプーをまんべんなく行き渡らせることができます。

シャンプー

・シャンプーは皮脂やほこり、フケ、汗など髪と頭皮の汚れを髪を傷めずに落とす目的がありますが、その他にもフケ、かゆみを抑える働きがあります。

・これも自然と行っているかと思いますが、洗顔料と同じく手に取ったら直接つけずにまずは泡立て。
アミノ酸系など泡立ちづらい製品もありますが、ムラをなくすために必ず行いましょう。
製品の使用方法では後頭部、側頭部からつけ始める指示が多くありますが、これは頭頂部が特に紫外線などのダメージを受けているからで、周りから徐々に馴染ませて行きましょう。

・無論、爪立てはNG。マッサージするように洗うのが基本です。
髪だけでなく地肌もしっかり洗う意識が必要で、耳の裏もしっかり洗います。

・シャンンプーのすすぎはしっかり。クレンジングと同じく肌に不要な成分が残ると酸化して髪や頭皮に悪影響です。

成分

・シャンプーを構成する主成分は「水性成分」(だいたい70%)と「界面活性剤」(20%くいらい)です。

・特に界面活性剤は洗浄力を担い、摩擦を減らし髪を傷つけない為の重要な成分となります。
この界面活性剤も3種類の組み合わせで配合され、アニオンは洗浄成分なので一番多く、泡立ちや洗浄力調整に両性と非イオンが使われており、用途によって配合バランスも多少異なってきます。

水性成分は大部分を占める「」の他に「保湿剤」として「ポリクオタニウム-10」などが配合されています。
白いシャンプーはパールのように輝いている製品がありますが、これは「油性成分」のひとつである「ジアステアリン酸グリコール」などが(高級感を出すために)配合されている為です。
他油性成分ではツヤやしっとり感を出すために「ツバキ種子油」などの「油脂」も配合されている場合が多くあります。

コンディショナー・トリートメント・リンス

・主に髪質の向上を目的とした製品で、ハリやコシ、うるおいやツヤ、そして指通りを良くします。
シャンプーと違い洗浄目的ではありませんので、地肌につけないのがポイントです。

■正確な定義はありませんが、一般的には以下に分けられます。

・リンスは髪表面の状態と整えるもの。

・コンディショナーは表面だけでなく髪全体を整える。

・トリートメントは髪のダメージ補修。

成分

・上記のように分けられていますが、構成する成分は水性成分と界面活性剤、油性成分と同じ内容が基本です。
特にリンスやコンディショナーはカチオン型の界面活性剤が主に使用され、マイナスになった濡れた毛髪に対し、プラスのカチオン界面活性剤が吸着し、髪表面をコーティングすることで効果を発揮しています。

解説
特に髪の傷んでいる(キューティクルがはがれている)部分はカチオンの吸着量がより多くなります。

・油性成分は粘性を持たせるための「高級アルコール」(○○アルコールなど)、撥水・弾力・皮膜性を兼ねた「シリコーン」の「ジメチコン」、シャンプーと同じくポリクオタニウム-10

・保湿剤は髪の修復も兼ねた たんぱく質の「加水分解ケラチン/たんぱく質」、「加水分解コラーゲン/シルク」。

・うるおいやツヤには元々ヒトの細胞間皮質でもあるコレステロールや「機能性成分」(俗に言う美容成分)でもあるセラミドの中でも「セラミド3」などが配合されています。

バスタイム後

・毛髪は通常180度までたんぱく質の変性に耐えられますが、湿った状態(湿度70%)では70度、濡れた状態(湿度97%)になると55度から変質が始まってしまいます。

ですのでドライヤー前に必ずタオルドライを行い、摩擦を防ぐために押さえる感覚で。
ドライヤーで温風を充て続ける場合は10センチ以上離して使用するのが基本です。

育毛剤

・育毛剤(育毛料)の役割は育毛促進や脱毛予防となります。
その中でも有効成分の効果は頭皮の血行促進や毛包賦活、抗男性ホルモンなどがあります。

・育毛料 有効成分の種類

効果種類成分名解説 
脱毛抑制抗男性ホルモン剤医薬品(AGA薬)
フィナステリド
A:強く勧められる
脱毛スイッチを止めることで抑制。
但し男性のみ効果
医薬品
塩化カルプロニウム
C1:考慮してもよいが、十分な根拠がない
血管を拡張、血流を増大させて育毛を促進。
ビタミンE誘導体末梢血管を拡張して血行を促進する
センブリエキス
(t-フラバノン)
C1:考慮してもよいが、十分な根拠がない
毛髪を退行期へ移行させるTGF-βの量を減らし毛成長を促進。
毛包賦活
(毛母細胞などを活性化)
ベンタデカン
(PDG)
C1:考慮してもよいが、十分な根拠がない
休止期の毛乳頭を刺激して発毛促進。
パントテニールエチルエーテル
(ビタミンB5誘導体)
発毛に必要な酵素を活性化。
ヒノキチオール抗炎症・新陳代謝活性化・抗菌作用。
アデノシンC1:考慮してもよいが、十分な根拠がない
毛乳頭の奥深くに浸透し、発毛促進因子を発生させます。
頭皮フケ改善ジンクピリチオン抗菌・防カビ作用。雑菌の繁殖を防ぎます。
ミコナゾール硝酸塩カビの繁殖を抑え、フケを防止。
ピロクトンオラミン抗菌・皮脂分泌抑制作用。
かゆみ改善アラントイン抗炎症作用。肌荒れ防止。
グリチルリチン酸2K抗炎症作用。肌荒れ防止。
A~D(ここではC1まで/未評価あり)の段階は日本皮膚科学会と毛髪科学研究会が2010/4に共同で行った脱毛治療の有効性を表す5段階表記です。

ここで使用されていないC2は根拠なし。Dは療法として行わないように勧められる最低評価となっています。
■ヘアオイル

・ヘアオイルはもちろん油性成分で構成され、毛髪のツヤや柔軟性を与える整髪料の一面もありますが、(洗い流さない)トリートメントとしての面も持ち、製品にもよりますが植物油の他にも油溶性のコラーゲンなど毛髪の修復も行う成分が配合されています。