
DMAEを配合したラグジュアリー・デ・エイジシリーズ
サプリメントのような栄養補助食品の形でも摂取することができます。
DMAEは 2-ジメチルアミノエタノール / ジメチルアミノエタノール / ジメチルエタノールアミン と呼ばれることもあります。
精神刺激薬のDMAA(ジメチルアミルアラニン)とは別物です。
DMAEの効果
DMAEはアセチルコリン(脳内の神経伝達物質)の産生を増加させる効果があるとされています。
アセチルコリンは学習や記憶の際に使用する脳機能にとって重要な役割を果たしている物質で、サプリメントといった補助食品を摂取してアセチルコリンを増やすことによって'脳の健康'を促進させることができる可能性があるとされています。
さらには加齢などに伴う認知機能の低下に関係していると知られる'加齢色素'の蓄積を減少させる効果があるとされています。
こうしたことから派生して一部ではDMAEサプリメントの摂取により、アルツハイマー病を治療できる・うつ病が治る・気分が高まる・運動能力が向上する などと言われていますが、これに関しては下記(研究でみるDMAEの効果)を参照してください。
さらにDMAEは細胞構造に入って自ら抗酸化物質として作用したり、体内の代謝プロセスを維持することによってニューロンおよび他の細胞の酸化を防ぐことができます。DMAEは様々なクリームやローションといったスキンケア商品に配合されていて、肌にハリを与えたり肌トーンを調節する効果があります。
研究でみるDMAEの効果
DMAE配合のクリームやローション、その他のスキンケア商品は顔のしわや目のくまの発生および、たるんだ首の皮を減らすといった'アンチエイジング効果'があると言われています。
DMAEの有効性を示す研究は非常に限られてはいますが、DAME配合の製品を使用すると確かに皮膚の症状を改善することができるということを示す証拠は存在します。
例えば、[※1]American Journal of Clinical Dermatology(皮膚科学に基づく臨床的な試験に基づく研究論文や膨大なレビューが掲載されているアメリカ雑誌)の中では、実際にDMAEが肌にハリを与え、皮膚の炎症を防ぐのに役立つと述べられているのです。
この雑誌内のDMAEのレビューによると、DMAEがおでこや目の周りといった顔のしわを減らし、老化した肌を若々しくさせたということも述べられています。レビューの執筆を行った著者は、DMAEの使用によって肌が赤くなったり乾燥したといった副作用は起こらないということも指摘しています。
また、[※2]DiePharmazie(世界有数の医薬品雑誌)で発表されている研究によると、局所的に使用されたDMAEが皮膚の'表皮'(角層などの外側の皮膚層)および'真皮'(表皮の下にある皮膚層)を厚くしたということが述べられています。
これと対照的にDMAEを含まないスキンケア製品は'表皮'のみを厚くするのにとどまったと述べられています。
さらにはDMAEサプリメントがうつ病を治療したり、スポーツのパフォーマンスを向上させることを裏付ける研究もいまだ出てきていません。
[※4] しかしながら運動能力(スポーツのパフォーマンス)については、朝鮮人参・ビタミン・ミネラルと併用することによって改善する可能性があると化学的に示唆されています。
DMAEの副作用
DMAEサプリメントは以下のような副作用を引き起こす可能性があります。
・血圧の上昇
・胃の不快感
・頭痛
・筋肉の緊張
・眠気 など
また、妊娠している女性および妊娠しようとしている女性は神経管欠損症(胎児の先天異常)を引き起こす可能性があるのでDMAEの摂取は控えましょう。
DMAE配合のクリームなどを局所的に使用した場合、まれに皮膚刺激を伴うこともあります。([※4]但し、皮膚(塗布)に関しては「ほとんどすべての人に安全」とされています。)
via:[2018年1月29日(更新) verywell health] / [Examine.com] / translated by sirokuma / edited by nao
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