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はと麦とは、また効果や働きとは

身近で低価格な素材でも、多大な恩恵があるかもしれません。

ハトムギ

ハトムギ

はと麦とは

はと麦とは、東アジアで発見発見されたイネ科ジュズダマ属の植物(穀物)です。
日当たりが良く湿った草原で約1メートルほどの高さまで育つ一年草(種子から発芽して一年以内に生長し枯死する植物)です。

栽培は紀元前1500年頃のインドと言われていますが、中国・日本・フィリピン・北アフリカ・中央アメリカ・北南アメリカ・アメリカ合衆国など、現在では世界的に栽培されています。

植物が熟する秋頃に収穫されます。外皮は剥がした種は、そのまま使用、茹で(お粥など)、焼いたり、発酵させたり と多様な用途で使われます。

皮と種は主に薬用植物として使われ、殻をむいた種子部分を生薬として利用しています。中国では薏苡仁(ヨクイニン)と呼ばれ、伝統的な漢方薬の世界では、ハト麦の種から作った発酵させたお酒は、リウマチに効くと言われています。ハト麦は、他のハーブ・漢方と混ぜられて、リウマチ・関節炎治療として使われることがあります。
日本では江戸時代に伝わり、滋養強壮などに利用されてきました。干した種はお茶としても利用されています。

現代では栄養価が高く、精米と比較して、たんぱく質は2倍、食物繊維は8倍含まれ、食用穀物としても口当たりが良く、ヘルシーな面から健康食材として注目され、シリアルの原料や化粧品にも利用される事があります。
胚芽から抽出された油は他、植物油と共に加工され、食用油として使用される事もあります。

大まかな中身は52%はでんぷん、18%はタンパク質、7%は脂肪で構成され、ビタミンB1やカルシウム、鉄を多く含みます。

解説
粉末にしたはと麦はパンに加工することもできるそうな。
ただ、種皮を剥がすのが難しく、一般家庭で粉末状にするのは至難の業ですね。

はと麦の効果

ハト麦は、関節炎とリウマチ、神経痛の鎮痛効果があります。
他、炎症を抑えて解熱。痙攣を防止し、血糖値を下げ、鎮静剤のような働きをすると言われています。
また、根は月経障害を治療するのに用いられます。

生薬としての利用

ハト麦の種は漢方薬の中で、体力衰退や脾臓・胃・肺・大腸の不調や障害を改善します。
中国の人々は、ハト麦を用いて体内の水流を改善します。体内の水流を良くすることで排尿が促進されるので、むくみを治すための利尿剤としても用いられます。足の痛みやむくみを治すのにもハト麦は効果的です。
またハト麦は下痢・胃腸が悪い・腹部の膨張といった症状を改善します。中国の漢方医は、虫垂炎・肺疾患・肺膿瘍・癌を治療するために、ハト麦を用いることもあるそうです。

ハト麦は胃腸系を保護するのに役立ちます。2011年6月に発表された「Journal of Agricultural and Food Chemistry(農業と食品科学に関する記録)」という研究によると、試験管を用いた実験によって、ハト麦の抽出エキスは胃がん細胞を妨げる効果があるということが分かりました。またネズミを使った実験によると、胃潰瘍を軽減させる効果があるということが同様に分かりました。※1

解説
胃腸の調子を整え、代謝を高めデトックス効果。利尿作用が上記の主といったところでしょうか。癌については、あくまで予防レベルだと思われます。

肌代謝

ハト麦に含まれる豊富なアミノ酸は、新陳代謝(肌代謝も)を高め、肌サイクルを促進する為、ニキビやシミの生成を抑え、日焼け痕の回復にも役立ちます。尚、ハト麦の種から作ったお茶は、'イボ'に効くと言われています。

バストへの作用

バストへ作用するのはハト麦に含まれるたんぱく質。

バストを成長させるホルモンがタンパク質を元に成り立っているからです。また、タンパク質の摂取はヒト成長ホルモンの合成を助けてくれるからです。

タンパク質が豊富な食べ物に含まれるアミノ酸は、成長ホルモンの生成を促進します。ソマトトロピンの別名でも知られる成長ホルモンは脳下垂体で生成されており、細胞・組織や他の体内の構成物の成長を促進させる役割を持っています。(タンパク質の摂取はバストサイズアップの基本より)

抗アレルギー

ハト麦の伝統的の用途の1つは、アレルギー治療です。(主にアレルギーによって生じる皮膚炎の治療)
2003年6月に発表された「Journal of Agricultural and Food Chemistry(農業と食品科学に関する記録)」という研究によると、ハト麦の抽出エキスはアレルギー反応を抑制し、体の免疫力を高めるということが分かっています。※1

コレステロール値低下

2006年9月に発表された「International Journal for Vitamin and Nutrition Research(栄養とビタミンの研究記録)」という研究で、糖尿病を患っている複数のネズミに4週間ハト麦の抽出エキスが投与されました。するとハト麦の抽出エキスを投与されたネズミは、投与されていないネズミと比べて、コレステロール値、悪玉コレステロール(LDL)値が共に下がったということが分かったのです。※1

生理痛軽減

ハト麦の抽出エキスは、プロゲステロン(黄体ホルモン)とテストステロンといったホルモンを減少させる効果があるので、生理痛などの内分泌疾患の治療として用いられることがあります。
2000年12月に発表された「Journal of Traditional Chinese Medicine(伝統的な漢方薬に関する記録)」という研究で、ハト麦を使用して女性の生理痛が90%減少したというデータがあります。この90%減少したという数値は、生理痛のための一般的な処方薬を使用した場合よりもはるかに良い結果となりました。※1

骨粗鬆症(更年期障害)予防

2008年に発表された「Asia Pacific Journal of Clinical Nutrition(アジア太平洋臨床栄養学の記録)」という研究によると、ハト麦の種がネズミの血液中の '骨粗しょう症バイオマーカー(特定の病状の指標)値 ' を下げることが判明しました。これに基づき科学者は、ハト麦の種は骨粗しょう症防止に役立つ健康食品であり得ると結論付けました。※1

ダイエット効果

2004年に発表された「Life Sciences.(生命科学)」という研究で、4週間、肥満ネズミにハト麦抽出エキスが注射によって投与した結果、そのネズミは他の投与されていないネズミと比べて、体重・食物摂取量・体のサイズ・コレステロール値・中性脂肪値が全て減少したことが分かりました。※1

解説
「※1」かなりネズミ実験を出典していますが、2016年現在でもハト麦の効果/効能についてかなりの研究がされているようです。ただ、ヒトに対する試験数は数少ない為、まだまだこれからといった感じでしょうか。
研究成果や医師の情報発信は主に中国が多いみたいです。

はと麦の副作用

過剰摂取した場合(かなり多量のようです)のみ、脱水症状に陥る可能性がるので注意が必要です。

子宮収縮を促進作用の可能性がある為、妊婦、授乳中の方は摂取してはいけません。※2

尚、サプリメント健康事典(上馬塲和夫 著)では、同属植物のジュズダマは、生薬のヨクイニンとして混用され、主要成分が異なるので注意が必要 との記載があります。
もちろん「はと麦」を加工した食品、健康食品に関しては問題ありません。

■飲み合わせ(相互作用)

薬との相互作用に関しては、(中国国内では)発見されていません。ですので、常用している薬がある場合は、念のため医師に相談しましょう。

解説
妊婦、授乳中の方に対しての作用は、あまり調査/研究されていない為に「摂取する際は、医師に相談しましょう」的なものではなく、ハト麦に関しては、摂取してはいけません
■※2エビデンス

金沢大学・補完代替医療学研究室の特任教授・産婦人科医の鈴木信孝氏は、「古来、妊娠初期のハトムギ摂取は流産の危険性があるので、摂取はひかえるべきであるという伝承があったが、これについて我々は、ハトムギに発生したカビ毒による子宮収縮作用によるものであると考えている」と講演録で記述している。

鈴木特任教授は、ハトムギの抽出物を、妊娠したラットに通常の漢方薬としての常用量の12.5~25倍、10 日間経口摂取させても、流産率、早産率、胎内死亡率に変化はみられなかったとして、「ハトムギは度を越えた使用をしない限り、妊娠中でも安全に使用できる」と結論付けている。

ただ、薬などでハトムギエキスを使うものを投薬する場合は、薬の添付文書にあるように、医師に相談して内服するのが望ましいとしている。
(出典:爽健美茶で流産? 根も葉もない噂、コカ・コーラ社が否定「妊婦が飲んでも問題ない」/ハフポスト日本版/https://www.huffingtonpost.jp/2018/08/24/hatomugi-ninshin_a_23508421/2018年8月24日)

摂取目安量

1日15g~30g(10g~と記載されている場合もあり)
これは、生薬や煎じたお茶として使用する場合で、これを1日3回に分けて飲むのが良いとされています。

よってこれが1日の摂取制限量という訳ではありませんが、前述したように、過剰摂取の恐れもありますので、置換えダイエットや健康目的で、「1日の食事(飲み物)がハト麦のみ」というのは避けた方が良いと思われます。

解説
バストアップ系の商品には、割と高たんぱくな素材が使用されていますが、ここまで恩恵のある素材は珍しいかもしれません。

用途は様々ですが、極端な摂取は控えてバランスを考えなければ、逆に体調を崩してしまうかもしれませんので注意しましょう。

(参考:サプリメント事典2008年版-日経ヘルス/サプリメント健康事典-集英社/※1BONNIE SINGLETON 2015年5月10日)


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