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ボロン(ホウ素)の効果や副作用とは

ボロン(ホウ素)とは

ボロン(ホウ素)とはオレンジ・ブドウ・イチゴ・プラム(プルーン)のような果物のみならず、豆・ナッツ類・全粒粉(小麦粉の一種)・アボガドといった多くの食べ物や、空気中(生活環境)にも含まれ、日常的に大部分のボロンを摂取していますが、普段飲んでいる水にもボロンは含まれていているミネラルのことです。

解説
ホウ素の一種で、別名:ボログルコネートカルシウム

骨格を強くするという効果があり、骨密度を増やしたり、骨粗しょう症の予防、関節炎の治療、筋肉量の上昇など、様々な効果が知られています。
体内のテストステロンの分泌を促す効果もあるとされていて、それによって運動後の回復力を高め、運動によって生じるからだの痛みを防ぎ、筋肉量を増やし、骨を強く保つのに役立つとされていて、多くのスポーツ選手やボディビルダーに使用されているのです。

また「集中力を高めて記憶力を向上させるなど脳機能にも関連する効果があるとされています。

さらにボロンには、女性と男性の体内のエストロゲン値を増やす効果もあるとされています。これによってボロンを摂取することで、骨が強くなり認知機能低下や関節炎といった年齢を重ねるにつれて起きてしまう症状を改善させることができるのです。

ボロンを多く含むと言われるアーティチョーク

ボロンを多く含むと言われるアーティチョーク

私たちが食べ物から得られるボロンの種類というのは主に、B(OH)3で表されるホウ酸であり、これは自然の植物にのみ存在するものです。
ボロンは体内のPH値(水素イオン指数)のバランスを正常に保ち、消化酵素をを分泌させることでマグネシウム・カルシウム・リンなどのミネラルを体内で吸収させる手助けをする効果があります。

そして人間のみならず、動物の関節炎などを治療する際にも使われます。羊や様々な家畜の炎症を和らげるために、ボロンのサプリメントが投与されることもあるのです。

食べ物に含まれるボロン量というのは、土壌の肥沃性に大きく変わっていきます。そのため、不毛な土壌(ボロン量が少ない)で育てられている家畜というのは、肥沃な土壌(ボロン量が多い)で育てられる家畜に比べて、筋肉量が少なく関節の痛みが増えてしまうのです。

ボロンの詳しい効果

それでは詳しい効果を見てみましょう。

1.集中力を高め、脳機能を向上させる

ある研究によって、体内のボロン量が低いと記憶力などの脳機能の低下を引き起こしてしまうということが分かっています。ボロンは集中力や短期記憶、および作業パフォーマンスを向上させる効果があるとされていて、'脳の栄養素'と言われることもあるんです。
複数の成人男性を対象に、ボロン摂取量の低いグループと高いグループを比較した際に生じる、脳の変化についての研究が行われました。その結果ボロン摂取量の高いグループの方が、脳の内部で生じる低周波脳活動が大幅に増加し、高周波脳活動が大幅に減少したということが分かったのです。この結果から分かるのは、運動能力・手の器用さ・目と手の協応性・知覚力・短期/長期記憶力といった作業パフォーマンスの向上が、ボロンの高摂取グループにおいて見られたということなのです。

2.関節炎の治療に

ボロンは、体内のカルシウムが骨に吸収されるのを促す効果があるとされていて、それによって関節の劣化および関節炎の痛みを軽減するのに役立つとされています。
ある研究によると、骨や滑液中のボロン値が低い人は、高い人に比べて関節炎のリスクが高くなってしまうことが分かっています。さらには、日ごろからボロンのサプリメントを摂取している人は摂取していない人に比べて、骨折するリスクが低いということも分かっているのです。

いくつかの疫学(流行病などを研究する学問)による研究によると、ボロンの摂取量が低い地域(1mg以下/日)というのは、ボロンの摂取量が高い地域(約3mg~10mg/日)と比べて関節炎の発生率が高いということが分かっているのです。

3.骨を強くする

ボロンは、骨の強化に関連しているカルシウムが直接骨に吸収されるのを促進し、骨粗しょう症などの発生を防ぎます。さらに、ボロンには体内のエストロゲン値を調整する効果もあるので、エストロゲン値が下がることによって起こる骨粗しょう症も同時に防ぐのです。
ボロンは、骨の形成のみならず免疫機能のためにも重要な栄養素と知られている'ビタミンD'を体内で合成し、活性化させる効果があるということも分かっています。
中国にある赤十字病院の整形外科による研究によって、ボロンのサプリメントは骨形成を増やして骨粗しょう症を防ぐ効果があるということが分かっています。

4.ホルモンバランスを整える(更年期/PMS)

ボロンは、男性および女性においてエストロゲンとテストステロンといった体内の性ホルモン量のバランスを整える効果があるとされています。そのためボロンはPMSや更年期症状を軽減して、さらには妊娠力を高めるという効果もあるのです。
動物を用いた実験で、体内のボロンが欠乏にしていると、繁殖力が下がって生まれてくる子に先天的な問題が生じてしまうということが分かっています。これはつまり、ボロンは健康に出産することと、健康に胎児を育てていくことに重要な役割を担っているということが示唆されているのです。

アメリカ農務省が行った研究によって、ボロンを豊富に含む食事を日常的に摂取した閉経を終えた女性たちの体内において、エストロゲンとテストステロン量が増えたということが確認されています。

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解説
これがバストアップサプリにも配合される由縁でもあり、アンチエイジング効果も期待できます。
解説
ナチュラルメディシン・データベースでは骨粗鬆症、更年期障害、PMS、変形性関節症、膣感染症、脂肪減少/筋肉増加、認知症 など
ビタミンDを活性化するミネラルの為、骨を作り出したり、維持するのに使われ、骨粗鬆症の予防に役立ちます。膣感染症の場合は、膣内に直接使用されます。

5.筋肉量を増やす

体内のボロン値が高いほど、特定のビタミンやミネラルというのは身体に効率よく吸収されやすくなるのです。これは、筋肉をつけたり脂肪を燃焼することにとって重要なことなのです。
また、ボロンは体内のテストステロンの分泌を促すので、よりエネルギーレベルがあがって筋肉がつきやすくなるのです。

さらに他の研究では、ボロンを摂取すると運動能力が上がるということも示唆されています。このことは、ボロンには集中力を高める・脳の思考スピードを上げる・刺激に対する反応速度を上げる・手と目の協応性を上げる・骨や関節を強くするといった様々な効果があるためだとされています。
こうした理由もあり、プロテインなどの栄養補助剤にはボロンが含まれていることが多いのです。
しかしながら、依然としてボロンが身体能力に対して与える直接的な影響に関してはさらなる研究を必要とするでしょう。

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6.カンジダ症(性病)の予防/治療

ボロンはカンジダ症を治すために処方される薬に含まれている有効成分です。そのためドラッグストアなどで購入できるホウ酸(= ボロン)を使って、カンジダ症の治療薬や塗り薬として代替的に使うこともできるのです。ホウ酸は、痛みを伴うカンジダ症の治療薬として膣に直接塗布しても安全だとされています。
ある実験で、'ホウ酸'と'市販されているナイスタチン(カンジダ症治療クリーム)'を使ってカンジタ症に対する効果の違いを調べたところ次のようなことが分かりました。ホウ酸を7~10日間治療薬として使った場合、およそ女性の92%がカンジタ症の治りを実感したのに対し、ナイスタチンを7~10日間使った女性はおよそ64%しか治りを実感していないということが分かったのです。
ホウ酸はカンジダ症を治す天然の抗真菌薬であり、使用後の副作用もなく、市販されている膣クリームよりも優れていて、かつ値段も安いということが実験によって結論付けられているのです。

7.皮膚の炎症を予防/治療する

ボロンには収れん剤(傷や皮膚の炎症を治すために使われる、組織や血管を縮める薬)のような作用があって、皮膚の赤み・炎症・痛みといった皮膚トラブルを予防/治療するのに役立ちます。
尚、外陰膣炎の治療にも使用されています。

8.糖尿病を治療する

動物を用いた実験によって、体内に含まれるボロンの量が少ないと、血糖値および中性脂肪の変化といった糖尿病に関わる生理効果を増加させるということが分かりました。ボロンは、炭水化物の代謝を促し、糖値を整えるとされるすい臓からの'インスリン'の分泌を促す効果があるとされています。近い将来、インスリン抵抗性(体内のインスリンが正常に働かなくなった状態)といった症状に対する治療薬としての、ボロンの効果が注目されるかもしれません。

9.防腐剤としての効果

ボロンは、食べ物の防腐剤としての効果も発揮する優れものです。ボロンは細菌の増殖を防ぐ効果があり、食べ物の腐敗を避けるために使える天然防腐剤と言えます。第一次世界大戦中および第二次世界大戦中では、食べ物を冷凍することが困難であったため、食べ物の鮮度を延ばして腐らせないようにするために、食べ物にホウ酸(ボロン)が添加されていたのです。

10.家畜、農家の土壌に

農家などでは高レベルのボロンによって土壌処理が行われていて、家畜にはボロンのサプリメントが与えられているのです。こうしたボロンの使用というのは、土壌中に存在する放射能を捕らえ、それをイオン化することで、家畜が受ける癌のような様々な健康リスクを予防する効果があるようです。

解説
アレルギー体質の改善について触れられた文献もありましたが、作用の詳細が触れられていなかったので未掲載です。

コスメ

コスメに配合されているのは「水素化ホウ素Na」や「窒化ホウ素」なのでサプリメントなどとは違い、合成で作られた化学構造が異なるものとなります。

酸化防止の作用もありますが、機能性成分ではなく光沢や増粘など安定化成分として扱われ、フェイスケアではなくメークやボディケア向けの製品に配合されています。

ボロンを多く含む食材

一般的に食べ物ごとのボロン含有量というのは正確に分かっていませんが、以下のものはボロンを多く含むとされている食材です。

  • 豆類(黒豆・ライマメ・いんげん・さやえんどう・緑豆)
  • アーティチョーク
  • ベリー(いちご・ブラックベリー・ラズベリー)
  • さくらんぼ
  • さつまいも
  • たまねぎ
  • ペカン(ナッツの一種)
  • くるみ
  • いちじく
  • プルーン/プラム
  • あんず
  • ココア
  • りんご
  • 洋なし
  • アボカド
  • ブドウ(果汁100%のジュースも含む)
  • オレンジ
  • コーヒー
  • 赤ワイン
  • 生乳(低温殺菌されたもの)
  • これらのホウ素が多い食材/食事を2,000カロリー摂取した場合は3.25mg
    少ない食材から摂取した場合は0.25mg(※)と食材によって大きな差がでます。

    上記のような特定の食物源を摂取することで十分なボロンを摂取することができます。ただ、それぞれの食べ物に含まれるボロン量というのは、土壌にの肥沃性にも変わってくるのではっきりとは分かっていません。

    USDA(アメリカ合衆国農務省)は、コーヒー・牛乳・りんご・豆・じゃがいもを摂取することで、ほとんどの人は十分なボロンを日常的に摂取していると述べています。しかしマメ科の植物・野菜・果物と比べて、コーヒーや牛乳に含まれるボロンの量はそれほど多くないとされています。USDAがコーヒーや牛乳を例に挙げているのは、アメリカ人のコーヒーや牛乳の摂取量と関連していると考えられます。

    解説
    他食品では食品ではキャベツやレタス、リンゴ、わかめ、めかぶ など海藻、大豆類に多く含まれています。

    ボロン推奨摂取量/日

    ボロンに関する研究は十分に行われていないというのが現状なので、USDAおよびカナダ、日本ではボロンが人間に与える生物学的機能およびボロンの推奨摂取量を明確には定めていません。その代わりに、身体の異常をきたすことなしにボロンを健康的に摂取できる'上限'というものが決められています。

  • 1~3歳 : 3mg/日
  • 4~8歳 : 6mg/日
  • 9~13歳 : 11mg/日
  • 14~18歳 : 17mg/日
  • 19~50歳 : 20mg/日
  • 妊婦・授乳中 : 20mg/日
  • 膣感染症の膣内投与の場合:600mg
  • (以前は ”妊婦 : 17~20mg/日 授乳中の女性 : 20mg~25mg/日” ともありましたが、2017/6/21更新現在 資料は存在していませんでした。)

    (出典/ボロン推奨摂取量:Arsenic, Boron, Nickel, Silicon,and Vanadium より)

    とりあえず成人の場合、20mg/日未満であれば安全とされています。

    解説
    ナチュラルメディシン・データーベースでは、ざっくり1日10~20mg未満に加え、1~18歳以下または授乳/妊娠中は3~17mg未満。

    ボロンの副作用とは

    ボロンの摂取は安全と言えますが、多量に摂取してしまうと中毒症状により、吐き気・胃のもたれ・下痢・肌荒れ・動悸・不安・倦怠感・体力の減退といった症状を引き起こす可能性もあるので注意しましょう。

    他、過剰摂取により可能性がある中毒症状。(※)
    ■皮膚炎、興奮、痙攣、頭痛、うつ、下痢、嘔吐、弱体など

    アメリカ国立衛生研究所は、ボロンのサプリメントは体内のエストロゲン値を増やす効果があるために、乳がん・前立腺がん・子宮内膜症・子宮筋腫といったホルモン感受性のがん患者に対してボロンは有害であると警告しています。

    また、まれに膣に炎症感が生じる事があるようです。

    マグネシウムの摂取量が不十分な高齢女性や運動不足の若い女性に限り、血中マグネシウム濃度の上昇を引き起こす可能性がありますが、健康被害(それによってどのような影響があるのか)は分かっていません。(※)

    (※)(出典・参考:ナチュラルメディシン・データベース より)

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    解説
    人間の体に必要でもあるボロン(ホウ素)ですが、過剰摂取して悪影響を及ぼす可能性があるので「~未満」の摂取量が定められています。
    ボロンのみを配合したサプリも1日分3mgと少量に設定されていますので、摂りすぎには注意しましょう。

    野菜や果実から摂取する場合は、熱に弱いので生食が良いです。


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