アディフィリン(アセチルヘキサペプチド-38)とは

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アディフィリン配合のベルタアップジェル

アディフィリンとはアセチルヘキサペプチドの中でも「アセチルヘキサペプチド-38」と呼ばれる成分です。

アセチルヘキサペプチド-38はアミノ酸を基礎にアルギニン、セリントレオニン、バリンから合成してつくられた物質で、スペインの化粧品原料メーカーが開発しました。
そしてアディフィリンはプチレングリコール、、アセチルヘキサペプチド-38によって構成されています。水溶性で透明な液体になっています。

コスメでは皮膚のコンディショニング剤として添加され、ボディクリームやバストケア向けの商品にも配合される事が多いです。
バストクリームに使用される場合はボルフィリンと合わせて使用される事もあります。

アディフィリンの効果

効果は皮膚のコンディショニングの他、脂肪を作り出す時に必要な「PGC-1α」を促す事で、バストに脂肪を付けると言われています。
プエラリアなどのエストロゲン(女性ホルモン)作用とは関係ない為、ホルモンバランスに影響がでません。

※顔や胸といった体の特定部分で皮膚の老化や菲薄化が起き、皮膚の弾力やハリが失われた場合にアディフィリンは効果を発揮します。
また、皮膚下に存在する皮膚を下から支えている脂肪組織が、顔の頬・乳房・手といった部分で減少した場合にも同様な効果を発揮します。

顔のハリと、胸の曲線美によって女性の外見をより美しくします。脂肪注入といった手間のかかる手術を用いてないで、気軽に脂肪量を増やすことができるのです。

‘PGC-1a’ というのは体内に存在する転写因子と呼ばれるもので、’PPARy’ と呼ばれる別の転写因子と相互に作用することによって脂肪生成を促します。
アディフィリンはこのPGC-1aを促進させることで脂肪蓄積量を増やし、顔の頬・乳房・手といった体部分の脂肪量を増やしてくれるのです。

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解説
試験ではアディフィリンを塗布することによってPGC-1αが61%上昇したそうです。

ちょっと調べてみましたが、現在(2016/5)のところ、副作用等の報告はないようです。
アミノ酸から成る成分なので、基本問題ないのかな。

ちなみに、ボルフィリンはハナスゲという植物根のエキスから抽出されるものなので、名前は似ていますが、全く違う物質です。

ボルフィリンは食品(バストアップサプリ等)に配合される事はなく、アディフィリンもごく稀なようです。
皮膚から浸透させる事で効果が表れるようですね。

解説
アディフィリンは食品添加が可能なようですが、飲んで効果があったとしても、必ずしもバスト部分に脂肪が付くとは限りませんよね。
ただ単に太っちゃうだけかも?!
解説
珍しいケースですと、男性器の増大用サプリにアディフィリンが使用されている場合もあります。
まぁ少なからず組織内に脂肪はあるでしょうが、ほとんどが海綿体という組織から成り、残りは皮膚なので、ちょっと見当違いかな? しかも飲んでも意味がないんじゃないか と感じます。
もしかしたら「アミノ酸サプリ」という意味で配合されているのかもしれません。

■追記

※アディフィリンはバストアップサプリメントなどにも配合されています。アディフィリンを含むサプリメントは全て、上記のような効果を同様に発揮します。

アディフィリンの検証データ

解説
新たにアディフィリンの正確な情報を※Lotioncrafter LLCより出典。画像の出典は問題があると判断したので、リンク先のデータ画像と照らし合わせてご覧ください。

1.PGC-1aに対する働き

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下の表はアディフィリンを服用する前後の、体内のPGC-1aの相対量を示しています。
アディフィリン服用前の体内PGC-1aの量を100%とすると、アディフィリン(0.1mg/ml)服用10日後の体内PGC-1a量は120%まで上昇しており、およそ25.6%分上昇していることが分かります。
さらにアディフィリン(0.5mg/ml)服用10日後には、約160%まで上昇し、61.1%分上昇しています。

2.脂肪蓄積効果

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下の表は、アディフィリン服用前後の脂肪蓄積量の変化を表しています。
アディフィリン服用前の脂肪蓄積量を100%とすると、アディフィリン(0.1mg/ml)を服用10日後の脂肪蓄積量はおよそ120%まで上昇し、27.9%ほど上昇したのが分かります。
アディフィリ(0.5mg/ml)を服用10日後の脂肪蓄積量はおよそ130%上昇し、32.4%上昇しています。

3:頬の脂肪量の変化

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下の図は、50歳~60歳の女性を対象とした、アディフィリンが2%配合されているクリームを1日2回 2週間使用し続けた後の、頬全体の体積の変化を表したものです。
2週間クリームを使用した後では、頬の体積が11.9%ほど上昇しているのが分かります。

4:胸の脂肪量の変化

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下の図は、25歳~40歳の女性22人を対象とした、アディフィリンが2%配合されているクリームを1日2回 14日間・28日間・56日間使用した後の胸の体積の変化を表したものです。
14日後、28日後、56日後と、使用した期間が長いほど胸の体積が増えたことが分かります。
青色の円柱:Placebo cream(他のバストアップクリーム)
水色の円柱:アディフィリンを2%含むクリーム

危険?

副作用の報告はない とされている成分ですが、コスメ分野では他の皮膚保護や整肌の「アセチルヘキサペプチド」と同じ括りであり、アミノ酸で構成された安全な成分です。

アディフィリンに関してはバストクリームが目立ちますが、フェイスマスクなど別ジャンルのコスメにも使われています。一般的なコスメによく配合されているのは「アセチルヘキサペプチド-8」です。

via:brochure_adifyline/ translated by sirokuma / edited by nao

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